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2008.06.07 語学修了試験
語学の修了試験が終わった。
ネイティブのSパーラ先生と我がクラス担任Mノーナが見守る中、びっしり4時間。
リスニングあり、普通の文章問題あり、集団での会話ありと実に盛りだくさんの内容。
出来はどうあれ、残る語学のイベントは退所前日の語学発表会のみ。
確実にこの訓練も終わりに近づいているのだ。

約2ヶ月、毎日びっしり語学を学び、いろいろな講義を受けた。
体育館に一番近いところに部屋があったせいか、夜にはほぼ欠かさずなにかしらの運動。
そして毎朝のランニング。
先日は東京まで出向き、皇太子殿下から直接激励を受けてきた。(生で見ちゃったよ)

ほっとした気持ちよりも、この先への期待がどんどん膨らんでいる。
毎日ほんとに充実していた。
特に語学は、周りの人にも恵まれ、楽しく、効率よく学ぶことが出来たと思う。
自分は基本的によくしゃべるほうなのだが、うまい具合にいじられながら、いろいろと会話の練習をさせてもらった。
教えてくれたMノーナ、いじってくれたTノーナ、Rノーナにはほんとに感謝の気持ちでいっぱいだ。
ボホマ ストゥティ!(シンハラ語の「どうもありがとう」)
今は早くスリランカへ行って現地の人と会話してみたくてうずうずしている。
ま、最初は全然できないだろうが・・・
現地入りしてから再度1ヶ月、語学や生活に関する研修を受け、7月23日から実際の活動に入ることになっている。
一ヶ月しかないのだから、なんとか有効に使わねば。

いろいろな人と出会ったが、その中の一人に、
「Kさんって「人」が好きなんですね」
と言った人がいた。

言われてみればそんな気がする。
大勢でわいわいやるのも嫌いじゃないけど、マンツーマンで、ひざを突き合わせて話すのは結構好きみたいなのだ。
いろんな人に魅力を感じたり、興味を抱いたりして、なにかしらのきっかけをもとになにかを話す。
そして、相手の考えや意見はどんどん聞きたい。
そんなことを自分はおもしろいと思っているのだから、「人好き」なんだろう。

ただ、嫌いなタイプもいるわけで、そういう人にはほどよく距離を置くことを常に意識してしまっている。
単純にタイプで人を判断しているのだから、あんまりいいこととは言えない。
現実の問題として、それで失敗することも多い。
自分が嫌われるタイプにはなりたくないのだが、どうすればいいかはよくわからないし、好みは人それぞれ。
できれば、いろいろな人から興味・関心を持ってもらえる魅力的な人間でありたいものだ。
ここではそういう人がたくさんいたし、今までの人生の中でもたくさんそんな人とは出会ってきた。
あとは自分がそうなるだけ。
なにをどうすればいいかなんてわかんないが、そういう気持ちは忘れずにいよう。

この先見知らぬ土地、理解しにくい文化を持つ国で2年間過ごす。
どれだけの人と会ったり、話したり出来るか。
それは自分の魅力によるところが大きいと思う。
少しでも魅力のある人間になりたいものである。
「アテン カナワー」
これはスリランカで使われているシンハラ語で、「手で食べる」という意味だ。

先日、ネイティブの先生の自宅にてスリランカ料理をごちそうになった。
「スリランカに行けば、女性は太り、男性はやせる」
語学の担当のMノーナが常々言っていた。
自分は少々辛いものが苦手である。
その代わりといってはなんだが、甘いものなら無敵だ。
一抹の不安を抱きながら、先生宅到着。
当然のことながら、奥さんもスリランカ人。
日本語を自在に操られると、非常に違和感があったが、すぐに慣れた。

スリランカでは、「いただきます」「乾杯」などはこれといった言葉がないそうだ。
こういうホームパーティーでは、全員を待ったりせず、来た人がどんどん宴会を始めるらしい。
でも、今回招かれているのは日本人生徒7人。
みんなが揃ってからのスタートとなった。

早速「アテン カナワー」を実践。
特にむずかしいことはないのだが、やはりかなり違和感がある。
「寿司は手で食べたほうがうまい」
「牛乳はビンで飲むほうがうまい」
これは自分の持論だ。
要は雰囲気が大切なのだ。
ではカレーはどうなのか。
これがまた手で食べるとうまい。
皿の自分に近いほうに手に載せられる量を寄せて、かなりしっかり混ぜる。
これは、日本のカレーを食べるときでもご飯とルーをしっかり混ぜたい自分にとってはうれしいこと。
(これには賛否両論あるだろうが、タモリもそのほうがうまいと常々言っている)
明らかに辛いのだが、どんどん食べられる。
アティン カナワ


最後にはスリランカには欠かせない紅茶。
砂糖のしっかり入ったミルクティー登場。
暑い国なのに、アイスティーは存在しないそうだ。
これはちょっと厳しいが、自分の大好きなコーラはしっかりあるそうなので、一安心。
やはり自分は太らないよう注意が必要だろう。

かわいい子供(小2・中1)とあまり遊べなかったのは少々心残りだが、十分にスリランカ料理を満喫させてもらった。
Sパーラ先生、ありがとうございました!
バレー好きな人が企画してくれた大会。
2人しかいない(一人はシニア隊員)バレーボール隊員の自分も手伝うことになり(普通は自分から企画するものか・・・)晴れて今日開催となった。

毎晩バレーの練習に来てくれていた人も参加してくれた。
正直なところ、やってきた練習はほぼアンダーパスオンリー。
ただし、じっくりこってりやってきたので、確実に上達している。

運動が苦手なタイプの人がこつこつとがんばる姿に甘え、いつも1時間以上も練習させてしまっていたが、ほんとに一所懸命やってくれた。
単調なプレーの反復。
同じことを何度も指摘。
そしてアンダーパスだけで練習終了。
笑いはほぼない。
楽しむのではなく、上達することに重きを置いていたので、うまくいかない自分にイライラしてもらうことも必要だった。
参加者は非常に少なかったが、予想よりは多かった。
自分的には、楽しさよりも「おもしろさ」を大事にしてきた。
できなかったこと、むづかしいことができていく。
苦手なことを克服する。
そのおもしろさ。
それを知りたい人の手助けをする。
人数の問題ではない。
というより、少ないことはかえって好都合だった。
人数が多いとき用にレジュメを用意したりもしたが、いつも来ている人はそんなことはしっかり頭に入っている。

大会本番。
ボールが怖くて手が出ず、緊張してサーブも入らなかった人が、自分から声を出してボールを追っていた。
練習したことをやろうとがんばっていた。
あげくに、ほとんどやらなかったアタックまで打ってしまった。
結果的にその人のチームは6チーム中2位。
優勝までもう一息だった。

練習では見ることのなかった笑顔。
あんなに喜んでもらえるとは。

大会を終えた夜、いつものように体育館に行くと、その人はもう一人で直上アンダーパスを繰り返していた。
最初のころ「一人でもできるいい練習ありますか?」と聞かれ教えたやり方だ。
「これができるようになれば・・・」
最初はいきなり自分の頭を通り越し、くるくる回っていたのに、今はこつこつと少しは続けられるようになった。
失敗したときには自分でその理由を「○○が悪いんですよね・・・」と自分から言えるくらいになっている。

また今日も一緒に1時間以上アンダーパスばかりを練習して帰っていった。
技術を教えているのは自分だが、もっと大事なことを自分は教えてもらっている。
「あんこ」の食べれない生活への不安を語学クラスのメンバーや他の友達に話してみた。
自分にとっては非常に切実だ、と。

するとあっさり「作ればいいんだよ」

!!!
そうだ!作ればいいんだ!

話した友達からは最近「麻ひもバッグ」の作り方を教わっていた。
麻の紐を等間隔に結んでいくだけで、結構雰囲気のいいものが出来上がる。
自分的にかなりお気に入りで、水を入れて持ち歩いているのだが、思いのほか好評なのだ。
ボール入れなんかも作れそうだし、うまくやればバレーのネットですら作れそう。
麻ひもバッグ


自分で物を作るのは結構楽しいものだと、そのとき話したばかりだった。
「あんこ」も作ってしまえばいいだけだ。
その友達はアフリカに行ったことがあり、そこで「あんこ」を作って食べてもらったそうだ。
鍋いっぱいに豆を甘く煮込むだけ、そうむずかしくはないらしい。
ただし、アフリカでの評判はよろしくなかったそうで、結局自分で大量に食べてることになったそうだ。
スリランカでの評判はどうだろう・・・?
語学のネイティブの先生が「キリバット」というスリランカの牛乳もちみたいなのを食べさせてくれたことがあり、少しは甘いものはあるようなのだが・・・

行ってからのお楽しみである。

ちょっと前に休みを利用して名古屋へ行ってきた。
駒ヶ根から一番近い大都市は名古屋なのだ。
2月の気ままな陸旅では、「ムーンライトながら」に乗り大垣で乗り換えて京都に入ったので、名古屋は初めてである。

駒ヶ根での訓練所生活も1ヶ月以上経ち、少々環境に飽きてきていた。
久々に知らないところをブラブラしてみようって感じで。

事前情報なくいきなり行ってみたので、とりあえず駅前をウロウロ。
札幌のテレビ塔そっくりな塔があるというのを知っていたので、それでも見てブラブラしてみることに。
「メーグル」という観光名所を回るバスを発見し、名古屋城、テレビ塔を満喫。
ビックカメラで少々買い物。

名古屋は地下街が札幌みたいに結構栄えており、その中を散策。
すると、アウトドア関係のブランドショップがまとまってあるところに出た。
札幌にはないものも置いている店があったので、黙々と物色。
すると、若い男性店員が声をかけてきた。
「いいはいてますね!」

(なに!?この靴が分かるのか!?)
自分の靴は実はもう日本では手に入らなくなっていて、思い切ってアメリカからネット通販で買ったもの。
そんなところに気づくなんて!

うれしくなっていろいろ話をしているうちに、Tシャツ、パンツを購入。
ちょっとした出費になったが、ふと、
「もう日本で買い物する機会はないだろうな・・・」
と思ってしまった。

実は最近、来月の23日には出国することが確定したのだ。
行ってしまえば2年間はおそらく帰ってこない。
無事帰ってくるつもりだが、今のスリランカの状況を考えると、一抹の不安が残る。
とはいえ、行くのは楽しみで仕方ない。

偶然、ほんの思いつきと勢いで、でも納得して選んだ道。
いよいよ自分の力でやりたいことをやっていく時が近づいてきている。
帰る間際に小倉トーストを食べながら、そんなことを考えていた。
大好きな「あんこ」ともしばらくお別れだな・・・
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