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2008.05.02 LINDBERG
訓練前に、持っているCDをかたっぱしからPCに落としてきた。
我ながらたくさん持っていたものだ。
ダンボール3箱くらいにはなっていた。
めぼしいCD(といってもほとんど)をPCに落とし、i-podで朝のランニングのときや部屋で過ごすときに聞いている。

音楽の記憶というのはおもしろいもので、聞いていたころの記憶を鮮やかによみがえらせてくれる。
その中で、最近のお気に入りは・・・
LINDBERGの「LITTLE WING」という曲。
バブル末期、バンドブームの全盛期。
「今すぐKiss Me」よりちょっと前くらいの曲だったような・・・
初めての東京での一人暮らし、初めてのアルバイト先であるレンタルビデオ屋で、ちょっと年上のかっこいい女の先輩がよく流していた。

当時自分は教員になりバレーを教えるのが夢で、それははっきりとした目標として自分の中で確立されていた。
1年目は夜間の大学に通っていたので、昼間は基本的にバイト。
毎日まじめに働き、きちんと通学し、結構がんばっていた。
まじめに働くこと、まじめに勉強することは、きっと自分の将来の道を切り拓くと思っていた。

今考えると、世間というか、社会・世の中のことをなにも知ろうとせず、自分に与えられたことを黙々とこなしているだけで、ずいぶんと満足感を得ていた気がする。
それはそれで、結構幸せというか、十分恵まれていた。
人生設計なんてはっきりとしたものはなかったが、4年目になり就職を考えるころには、ちゃんと先生になって、当時の彼女と結婚して・・・なんてくらいは考えていた。

自分の人生の分岐点は「教育実習がつまらなかった」ことかもしれない。
ほんの2週間、なにもできなかった自分のふがいなさ。
当時の生徒のことはまったく覚えていない。
そんな中、偶然北海道に戻れる就職ができることになった。
しかも公務員。
このあたりから、自分は「多分バレーもできるだろうし、収入も安定してるから、そのうち結婚して普通に生きていける」とどこかで安心しきっていたのだろう。
そして幸いなことに、周りから声をかけてもらい、プレーヤーとしても、教える側としてもバレーには関わってこれた。
教員になるということはそのうちどうでもよくなった。
10年以上働き、安定した収入を得続けてきたが、なぜか結婚はしなかった。
まわりから偶然与えられ続ける中でなんとなく生きていただけで、自分からなにかをしたという記憶が今の自分にはまったくない。

そのうち、結婚する相手もいなくなり、バレーがしにくい環境になり、まじめに働くことで得られる満足感もなくなった。
人生のプランなどなにもない自分。
そんなときにやってみたいことを見つけることができ、今その途中にいる。
これはこれで自分にとってすごくラッキーなことだ。

ただ、この選択で迷惑を被った人がいたり、余計な心配をさせられたりしている人がいるのは明らかな事実。
でも、やりたいことが目の前にある。

「LITTLE WING」の中で渡瀬マキが力強く歌っている。
「夢見る重さに負けちゃいけない 傷つく勇気を忘れちゃだめさ」
自分以外の人のために、自分のやりたいことをやらない、というのはどこかおかしい。
たとえそれが夢と呼べるほどはっきりしたものでないとしても。
自分の人生なのだから。
ただ、そのせいで迷惑をかけたり心配させたりすることは、自分の受け止めるべき事実。
それで自分の心が傷つくからといってやめてしまうのであれば、自分の人生はいったいなんなのか。
この曲を聴くことで、なにかを夢見てがんばっていた自分を思い出し、なんだか不思議なエネルギーが沸いてくる気がする。
自分の人生を、自分のために生きていける機会を得られた自分。
いろいろな人に感謝しなければ。
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