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ある日、スニルさんが・・・
「コーシャラー(15歳女子)とウィムッティ(16歳男子)が「ラァウ」みたいだから、ちょっと問題だ」と言い出した。
「ラァウ」というのが何のことか分からず、聞いてみた。
なにやら興奮気味に、とはいえ決して悪質な問題という風ではなく、「だから「ラァウ」なんだって!!」と繰り返すばかり。
そして、この問題をきちんと自分たちが防がないと、親が練習に来させなくなると言う。
なんなんだ!?

よくよく聞くと「LOVE」のことでした。
スリランカでは、英語のV(ヴイ)は濁点なしで発音するのだ。
ようするに、「あやしい」ということなのだ。

スリランカは、若い子たちの男女交際はどうやら禁止らしい。
先生たちはそのあたりの指導をきちんとしないと、親から厳しい突き上げを受けるそうだ。

練習後、同じ方向に帰る2人。
ただ、そういう国なので普通は決して一緒に帰らない。
それが、こっそり途中から一緒に歩いていたという情報が入ったというのだ。
「こういう情報収集能力も、重大な教師の指導能力なんだ。こういうことは、早めに手を打たないと!」
と得意げに話すスニルさん。
どう手を打つんだ!?

最近セッターとしてメキメキ上達中のコーシャラー。(中央・No9)
スタメンでただ一人10年生(他は9年生)で冷静沈着。
チーム2番目の長身で、ブロックでも頼りになる。
コーシャラー

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来月、いよいよ大会デビューするミニバレー女子。
大会でチェックされる身分証明書のチェックを始めた。
写真付のIDカードみたいなものと、両親、祖父母の名前の入った戸籍みたいなもので1セット。
記録をとる習慣やシステムが皆無なスリランカ。
きちんと両方持っていない子が多いので、要チェックである。

数日後、スニルさんが神妙な顔つきで、人気のないところに自分を呼んだ。
「イシャーディカー( 鮮烈デビュー!? 参照)は、実は○×▼△◆・・・」
声を潜めて話すのでイマイチ聞き取れない。
よくよく聞くと・・・
「今のお父さん・お母さんは実のお父さん・お母さんじゃない」というのだ。
現在の母親曰く、今ある戸籍的なものは、とりあえず適当に作ったものらしい。

「スリランカでは、育てられない子どもを人に預けたり、捨てたりすることは、結構あるんだ。絶対子どもに知らせちゃいけない」
「こういうことを把握しておくのも、教師の仕事なんだ」

日本もそうだろうが、学校の先生はなかなか大変である。

いわゆる「チョロ松」の典型・イシャーディカー
その分フットワークが軽く、人のボールも横取りするくらいである。
怒られまくっても全くめげない明るさは、チームのムードメーカー。
頼むから、もう少し話を聞いてくれ・・・
イシャーディカー
(Photo/JICA)

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