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2010.01.28 大統領選挙
スリランカ大統領の任期は6年。大統領の権限で、任期中に2年ほど前倒しして、大統領選挙に打って出ることができる。
昨年、長く続いた内戦を終わらせた現大統領は、長期政権を目論んでか、今年、この前倒し大統領選挙を実施した。
これに勝てば、残期間2年+次の任期6年、大統領のポストに就けるのだ。

対抗馬は、内戦で活躍した軍の元参謀長。
自分が一般市民に聞く限り、クリーンな人物として知られている。
一応、接戦が予想されていた。

スリランカはやたらと省庁が多く、56もあるらしい。
偉い役職につけば、給料は高い。
そんな人が多くなれば、国の財政が楽な訳はない。
そして、ポスト獲得にはお金のやりとりが重要。
賄賂・買収は周知の行為なのだ。

今回の選挙では、対立勢力間でいさかいも絶えず、死者も出ている。
テレビで片方に有利な情報を流すなどの違法行為も、ごく自然に行われている。
あるスリーウィル(トゥクトゥク)の運転手曰く・・・
「ホントはだめなんだ・・・」

街に貼られているポスターも貼り放題。
金があれば、いくらでも貼ってよし。
しかも対抗勢力のものは剥がされるらしい。
また別の運転手曰く・・・
「だからあっち側のポスターはないだろ?」

投票に行った対抗馬本人。
投票所で名簿に名前がなく、投票できなかったそうだ。

終わってみれば、現職の圧勝。
爆竹を鳴らして喜ぶ人たち。
あきれたようにため息をついている人たち。

働いてお金を稼ぎたくても、仕事がない国。
がんばって勉強しても、全体の数パーセントしか大学進学できない国。
日本車輸入には100%近い関税がかかるが、インド、中国ならほぼ課税なしで輸入できる国。
この国はこれからどうなっていくんだろう。

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歴史や政治というものは、一言で語れるものではない。
視点・立場が変われば、意見は全く異なってくる。

スリランカの人は、反米感情が強い印象を受ける。
「原爆を落としてたくさんの人を殺したからだ」
そんな言葉も。
そして親日家が多い。
第2次大戦中、スリランカに空爆したのは日本なのに。

どうして戦争は起こったのか。
戦争とテロはどう違うのか。
なぜテロも戦争もなくならないのか。
自分は日本人として、日本のなにを知っているのか。

そんなことをこの本・漫画を読んで考えさせられた。
結論は何も出ないのだが。

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