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大晦日から元旦にかけて、山に登った。
日本で言えば富士山でご来光を拝む感じ。隊員仲間が企画してくれる一大イベントである。
目指すはスリランカで2番目に高い山「スリーパーダ」
頂上には足跡があり・・・
仏教徒は仏陀が訪れたときに残したものと信じ、
ヒンドゥー教徒はシヴァ神のものと信じ、
イスラム教徒はアダムが地上に降りてきたときのものと信じ、
キリスト教徒はアダムが楽園から追放され地上に降りてきたときのものと信じている。
つまりは宗教の枠をこえた聖地として崇められているのだ。
多くのスリランカ人が訪れており、登山道も3時間程度の階段メインのものから、長距離山道のものまで、いくつかある。
自分は、隊員イベントとは少々趣向を変え、登りと下りで違うルートをとることに。
距離が長く登るのは大変(約7時間)だが、非常にきれいだとスリランカ人も絶賛するルートで登り、頂上で隊員仲間と合流。
帰りはグッと短時間(約3時間)で下れるルート(階段メイン)で下山というプラン。
一気に2ルートを制覇(片道ずつだが)しようと欲張ってみた。年に1回のことだし。

夕方6時に出発。
一応登りやすいように街灯が設置されているが、そこはスリランカ。
途中からしっかり停電に。しかも自分たちのルートのみ。
遠くに見える別ルートでは街灯がきれいに灯っている。
こっちの携帯電話はなぜか懐中電灯機能がついており、非常に重宝した。
登山なんかしたことのない自分は早々にバテバテ。
途中でいくつか休憩所を兼ねた売店があり、そこはまさに天国だった。
ちゃんと雨風をしのいで寝ることができる場所もあり、のんびり登るのもおもしろそうである。
売店では結構普通に紅茶やお菓子があり、お湯ももらえる。
一緒に登ったRちゃん「先輩隊員来訪」参照が持ってきてくれた日本のレトルトご飯、最高に美味かった。
スリーパーダ上り

山や森がきれいだと聞いてきたものの、真っ暗でほとんど見れず。
ただ、星だけはよく見え、流れ星もたくさん登場。
上に見えていた星空が、頂上間近になると横に見えてきたのは感動的だった。
登っている間はTシャツに長めのハーフパンツで汗だくだったが、高度1500mを越えてからの仮眠ではさすがにかなり寒かった。
「Tシャツ重ね着にウインドブレーカー+長ズボン2枚」という装備では北海道出身の自分にも結構きつく、寒さで目が覚める始末だった。仮眠に寝袋は必需品だ。

予定を大幅に遅れ、日の出間近の5時55分、頂上到着!歩くこと約12時間!
こういうこともあるかと、出国直前に買った高度計付時計でチェック。2,195メートルでした。
スリーパーダ高度

隊員仲間とも無事合流。
自分は「初日の出を見よう」なんて思ったことは今までの人生で一度もなく、生まれて初めて見た初日の出がスリランカ。
去年は退職(「仕事を辞めるということ」参照)退職直前の交通事故の処理(「レガシーの恩返し」参照)、その上引越しと、嘘のように忙しかった。
ただ、そんな感慨に浸っている暇はなかった。
先輩隊員から聞いていてどうしても見たかったものがあったのだ。
これのために登ったといっても言い過ぎではない。
なんと、初日の出の裏側には、スリーパーダの影が広がっているのである。
あまりの幻想的な眺めに、自分は初日の出もそこそこに、影ばかり見ていた。
スリーパーダ日の出
スリーパーダの影

去年は、自分のやりたいことのために一歩一歩進んでみたら、今までには想像もできなかった人生が始まった1年だった。
京都へ行きトワイライトエクスプレスに乗った。(「帰宅」参照)
イスタンブールにパスポートを忘れ、サフランボルまで送ってもらった。(「落とし穴」参照)
エーゲ海からアテネに向かい、パルテノン神殿を見た。(「高級リゾートチェシメ」参照)
駒ヶ根でやくざと呼ばれながらもいろいろなことを体験した。(「見送った人たち」参照)
そしてスリランカでのバレー生活。
初めての本格的(だと思う)登山。初めての初日の出。初めての異国での新年。
今年はどんなことが待っているんだろう?
いい年にできるかどうか、自分次第。
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