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2008.11.18 再スタート
全国大会を終え、デニヤーヤに戻ったのだが、今までメインでやってきたU-16女子は月末に控えた試験のため、全員練習不参加。
実は、スリランカは日本以上に学歴社会なのだ。
幼稚園のころから、いくつかのレベルに応じて、何度も試験がある。
特に16,7歳ころは非常に重要な試験があり、それでその後の進路が決まってしまう。
進学先、就職先がかなり限定されてしまうのだ。

実は、スリランカの大学は学費無料なのだが、行ける人間はほとんどいない。
大学の数が少ないのだ。
ちなみに教員養成学校は大学ではなく、大学より少々格が落ちるらしい。
いろいろ専門学校的なものもあるのだが、そっちは当然お金が必要。
自分のいる学校の子は、親がレイバー(肉体労働者)という子が多く、日給300ルピー(1ルピー=約1円)だという。
それで家族が9人とかいる子もいるのだ。
ちなみに先生の月収で18,000~20,000ルピー。
これは、一般的に見ても決して高収入ではない。
カウンターパート(相棒)のスニルさんの話では、この学校からいい学校に進学する子は、金銭的理由で少ないと言う。
ただ、きちんと試験をパスすることが将来を切り拓く最低条件なので、みんな勉強はがんばっている。
授業中は本当に静かに話を聞いているし、学校以外にもかなりの割合で塾へ行っているのだ。
学校が休みになった8月や、土日の練習に全員がきちんとそろうことは珍しい。

というわけで、再スタートとはいっても、若い世代のみ。
つまり、県予選初戦で負けたU-14男女。
全国大会前に、少々疎かになってしまった子どもたち。
ゲームやスパイクばかりしたがるのだが、アンダーパス・オーバーパスといった基礎が非常に不安定。
そして、そこに問題があると思っていない。
「今のままのレシーブで、試合でスパイクが打てる?」と聞くと「できる」と即答。
んじゃ、やってみようということで、やってみると、できないのは明白。
「こういう試合をして、大会で負けたよね?」
「だから、まずはアンダーパスをたくさん練習する必要があるんだ」と言われた子どもたち。
「負けて悲しがってたことは忘れた?」
覚えている、とは言える。
ただ、だからレシーブの練習をしよう、という雰囲気にならない。
すっかり落ち込んでいる。
この辺をどう意識を変えさせることができるか。

アンダーパス(レシーブ)は、スパイク以上にバレーの醍醐味。
小さい子が大きな子の打った強烈なスパイクをレシーブできれば、スパイク以上におもしろいのだ。
そして、それこそが勝つために必要な手段なのだ。
それを教えていかねば。
その道のりは当然、険しい。
目標に向け、必要なことをコツコツ続ける。
近道はない。
ただ、それができなければ、また来年も負けるだけだ。
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