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2008.11.02 全国大会終了
今回の大会は「DSI」というスリランカでNo1のシューズメーカーが冠スポンサー。
会場は前回の全国大会とは打って変わり、きれいな横断幕に囲まれている。
そしてベンチには前全国大会にはなかったイスが。
屋外とはいえ、ちょっと試合っぽい雰囲気が。

U-18は州予選2位ということで、1回戦から。
1回戦は危なげなく勝利。
U-16は州予選1位ということで、2回戦からの登場。
残念なことに、2チームの試合が同時進行になってしまい、自分はメインのU-16に。
U-18の方は、さすがに1歳上の子もいるチームが相手とあって、あっさり負けてしまった。
前回の全国大会から、練習はほんの数回と言うことを考えれば、よくやった。
ただ、自分たちが普通にできずに負けたと話し、少々申し訳なさそうにしている。
相手が強かろうが弱かろうが、自分たちがどう戦うべきか、分かっているのだ。
前回の1回戦負けは、貴重な経験になったことを裏付ける結果と言えよう。

そして、肝心のU-16。
セッター・ピユミが全く練習のようにできず、ボールを追えない。
そしてアンダーパスでトス。
アタックにつながらない、というか、誰に上げているのかすらよくわからない。
そんな中でも、全く嫌な顔ひとつ見せずに黙々とボールを返すエース・ニランティカ。
修正の効かないまま、相手が弱かったこともあって勝利。
そして、次の対戦相手を偵察。
2チームのうち勝った方ということだったのだが、どちらもミスがなく、サイドアタッカーがコツコツと打ってつないでくる好チーム。
「どっちもうまい」
それが全員で見て、まず感じたこと。
そして、片方のチームにはユース代表でニランティカと一緒にプレーした選手が二人。
みんな炎天下の中、食い入るように試合を観察。
明らかに手強い。
全く勝負の行方の分からないシーソーゲームで、フルセット。
その結果、ユースのメンバーがいるチームが勝利。
特徴としては、ブロックをしない、ということ。
基本的にスリランカの女子だと、きちんと強打できる選手が少ないというレベルなので、これは非常に効果的な戦術。
フットワークがほとんど使えない子が多いので、レシーブは人数を費やして、一人一人の守備範囲を狭くしていく方が手っ取り早いのだ。
そして、大きくつないで、サイドから攻める。
繰り返していけば、思い切った強打も打つチャンスが増えることになり、結構安定した力を発揮して勝つことができるのだ。
これは、うちの唯一にして最大の切り札、ニランティカの強打がどれだけ出せるかが勝敗を分ける。
守備的にはほぼ互角。
ニランティカは、打ってよし、止めてよし、守ってよし、と非常にバランスのいい選手なので、ブロックでの得点も期待できる。
となると、セッターがどれだけいいトスを供給できるか。
今か今かと、試合を心待ちに、空いたコートで黙々とアップ。
みな気合十分。
アップも十分、いつでも来い、といった矢先、スニルさんを呼び出す放送が。
悪い予感がしたのだが、予想通り、試合は翌日へ繰越。
仕切り直しとなった。

翌日、きちんと早めに会場入り。
この辺は、スニルさんがきちんとしている、と言うこともあるが、子どもの意識もしっかりしてきていて、行動もきちんとしている。
それに引き換え、相手チームの来ないこと、来ないこと。
イライラを通り越して、あきれてしまった。
ただ、子どもたちは慣れたもので、特に動じることなく気合十分。
満を持して試合開始。
序盤からリードを許し、その後も相手のクロスへの強打に手を焼き、第1セットを献上。
ただ、セッター・ピユミは相変わらずだったが、終盤きれいなオーバーバスでのトスを見せ、まだまだ行けそうな気配。
そして第2セット。
クロスを守る守備の要、リベロ・チャンディマと、ニローシャ、若いマヘーシャに位置の修正を指示。
これが効果絶大。
ラリーがかなり続くようになった。
そしてマヘーシャ、サンダマッリ、タクシッラの好サーブもあり、なんとか第2セット奪取。
ただ、スコアは僅差で、全く予断を許さない展開。
フルセットだから、キャプテンを務めるニランティカに、コイントスに行くよう指示しても、なぜか行かない。
ん?なんだ?
少々オロオロしていたら、準々決勝からは5セットマッチとのこと。
なんだよ・・・聞いてないよ・・・
ただ、それは自分だけだった。
きちんと確認しとくんだったと、深く反省しつつ、気を取り直して第3セット。
競ってくれば競ってくるほど、ピユミの「チキン・ハート」が出てきて、一向にトスが不安定。
ただ、この日はニランティカの対角に入ったサンダマッリにばかりピユミが上げていたことが幸いし、サンダマッリの攻撃が当たり始めてきた。
終始5~4点リードされる苦しい展開の中、終盤、マヘーシャの好サーブで追い上げ、相手のセットポイントをしのぎながら、こっちは23点まで追い上げた。
セットは落としてしまったが、まだまだ気持ちは切れていない。
特に相手の強打に対して、結構食らいついているところが期待できる。
後がない第4セット。
序盤で痛いサーブミスが続きリードを許す、非常にまずい展開。
熱くなったスニルさん、サーブミスをしたマヘーシャと、同い年のクスンを交替しようと言う。
なんやかんやうるさい外野もいて、同調してきた。
ただ、この日、クロスの強打をつないでいるのは、チャンディマとマヘーシャ。
クスンもレシーブは悪くないが、クスンのサーブはただのアンダーサーブで、俗に言う「安全サーブ」
それに比べれば、マヘーシャのサーブは、この日好調で、結構得点を稼いでいる。
相変わらずの「ダメだったから替える」が気に入らず、またしても拒否。
すると、サーブミス直後に、相手強打をマヘーシャが好レシーブ。
しめた、と思いきや、ピユミの足が止まってしまい、ボールを追えず、失点。
このあたりから、ズルズルと点差が開き始めた。
サンダマッリの攻撃もつなげられてしまい、ニランティカにもトスが回らない。
なんとか終盤連続得点もあったのだが、時すでに遅し。
20点止まりで試合終了。

悔しいのは山々なのだが、新たに取り組んだ3-3のレシーブフォーメーションはかなり効果的に働いたし、レシーブ面では決して負けていない。
サーブも、ミスがあるとはいえ、得点力もある。
となると、つなぎの要である、セッター。
オーバーパスの能力を買ってピユミに移行したのだが、持ち前の気持ちの弱さから、それが生かせない。
初めて2ヶ月程度だから、そこを責めることはできない。
守備・つなぎの精度を上げ、ピユミのトスアップの機会を増やしていくこと。
単純にピユミのセッターとしての技術をアップすること。
攻撃できる選手を増やし、デニヤーヤでも、いいゲーム形式の練習ができるようにすること。
まだまだチームが成長する要素はたくさんある。
1歳年上なこともあってか、嫌な顔ひとつ見せず、ピユミのトス(とはいいがたいが)を黙々と返してきたエース・ニランティカが、最後に自分にはっきりと言ってきた。
「ネットに近いトスが来ないので、すごく残念」
最後の最後に1度だけ、その言葉を漏らしてきた。
ニランティカには、経験が浅く気持ちも弱いピユミを、励ましながら育てていくよう、言ってきた。
そして、その度、きちんと理解を示して、実行してきたニランティカ。
その一言は、今後になにを期待しているか、如実に表している。

今回の経験を、またこれからの練習に生かす。
そして、来年の大会でこの悔しさを晴らすしかない。
ただ、そのとき自分が一緒にいるかどうかは分からない。
自分がここにいるとされている期間は最長1年間。
その後の1年間のことは、自分の配属先である連盟側が再度考えて決定することになっている。
自分がいなくなっても、全国一を目指せる、それが達成できるチームを作らなくては。

大会が終わったので、少々練習できずにいたU-12の男女、U-14の男女も練習しなくては。
U-14女子は、県予選1回戦で負けたとはいえ、今後への期待感は非常に大きい。
身体能力も去ることながら、まじめで賢い子が多いというところもおもしろい。
U-12男女は未知数。
ただ、すべて自分のやり方で、最初から教えていくチーム。
こんなに楽しみなことはない。
そして、なによりも、こんな自分を頼りにして「練習しよう!」と言ってくれている子どもたちが、大勢いるのだ。
またデニヤーヤに戻って、バレー漬けの生活にどっぷり浸ろう。
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