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ある朝、グランドに行くと見慣れない男(大人)が数人。
「どうしたの?」と聞くと、
「クリケットの試合があるんだ」
ほほぅ・・・
確かに、いつも隣で男の子たちがクリケットをやっている。
学校のグランドなので、バレーのチーム優先。
バレーが終わると、バレーコートも使って(使うと非常に都合がいいらしい)やっている。
ただ、この日来ていたのは大人。
しかも、4試合やるといい、まだまだ来るという。
ちなみにクリケットは1チーム11人。
子どもたちは、相手が大人とあって、何も言えない。
こっそり子どもに聞くと、こんなことは初めてだと言う。

こっちは大会を2週間後に控え、少しでも多くゲームがしたいので、コートは全部使う必要がある。
実は、ローテーションしながら、ボールが動き始めたら自分のポジションに動くということを、今までやっていなかったので、非常に苦労しているのだ。
今まではいる場所で、そのまま待機。ポジションごとの役割、という概念がなかったのだ。
セッターというのも、半分名前だけ。
気分次第で誰かが勝手にサーブレシーブ、誰かがトス、打ちたい人みんなで打ちにいく。
ボールは1個なので、激突も当たり前。
最近ようやくそのあたりに手を入れ始めていて、そのむずかしさを痛感していた。
自分以上に、子どもたちが。
いきなり現れた奴らにコートは譲れない。
子どもたちの顔にもそう書いてある。
だが、この日は圧倒的大人数の大人が相手とあって、言える雰囲気ではなかった。

こういうところで、きちんと大人(自分)が対応しなければ。
「自分たちも練習する必要がある。ただ、せっかくの試合なのだから、使ってもいいよ。何時までかかる?」
と至ってフレンドリーに対応。
ただし、あくまでも自分たちのグランドであるので、「貸してやる」というスタンスで交渉。
子どもには「自分たちはいつもここを使っている。自分たちのグランドだから当然。でも、同じスポーツをするもの同士、親切にしてあげれば、今度は向こうが親切にしてくれる」と教えた。
世の中、そんなに甘いものではないのだが、いきなり子どもにそんなことを教えたくはない。
それは、教わるのではなく、それぞれが現実社会の中で、少しずつ知っていくべきことだとも思う。
練習でも、「親切にする」「他の人を手伝う」「手伝ってくれた人には感謝して、手伝ってあげる」ということを常々言ってきた。
今のチームを見始めてすぐに気がついたことなのだが、そういう概念が皆無だったのだ。
そこはなんとかしたかった。

自分たちは、午前はハーフコートで我慢して、いつもより早めに昼食。
午後のウォーミングアップとトレーニングは、いつもより早め(12時半)に来て、離れたところでやる。
だから、クリケットは1時で終了、1時からコート開放、ということで交渉成立。
まあ、丸く収まる形となり、昼食へ。

昼食時、カウンターパート(相棒)のスニルさん(最近家を新築中のため、練習にはなかなかこれない)にことの成り行きを報告。
すると、「貸してやる必要はまったくない」ときっぱり言い切った。
ん?そうなの?
「学校のグランドだから、正式な試合をするなら、学校の許可が必要。クリケットの試合をやると言って、多少お金が動くこともある」
ん?賭けるってことか?
よくよく聞くと、仕切っている人が仕切り役として少々懐に入れているようで、賭けてる訳ではなさそう。
警察も警戒しているらしい。
まあ、影で笑っている奴がいるってことだ。

そんな奴なら、何も知らない日本人が練習を仕切っていると知って、いきなり大勢で押しかければ1回はなんとかなると考えていてもおかしくはない。
うまく使えるようになった、となっては、またノコノコやってきて、下手に出たこっちの足元をすくいかねない。
毅然とした態度で対応しなくては。
ということで、午後1番で、はっきりと説明。
仕切り役らしきおじさんは「どうもありがとう!」と繰り返し、笑顔で握手して帰っていった。
もう来そうにはないが、悪い奴ってのは、どこにでもいるようである。
ただ、そういう人ばかりだとは、子どもには思ってもらいたくないものである。
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