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2008.08.06 学校紹介
配属先である「ST.MATHEW'S SCHOOL」
学校は大きい。小学校から高校までが同居している感じ。
800人くらいいるらしい。
ちなみにちょっと離れた隣の学校は1000人以上いるらしい。
ちょっと遠くから通う場合、小さい子はスクールバスで通うが、大きくなると普通のバスで通う。
スリーウィルで大勢まとまって来る子もいる。
スリランカの最大民族「シンハラ人」と少数だが2番目に多い民族「タミル人」が一緒に通っている。
このふたつの民族はここ20年以上、ずっと戦争状態にあるのだが、それは政府と一部の少数派によるものである。
一般市民はそのことを非常に悲しく思っていて、まったく問題なく生活している。
シンハラ人はタミル語がわからないが、タミル人はちょっとはシンハラ語がわかる。
1クラス40人程度で、日本とあまり変わらないが、教室・机は少々粗末で小さく、体育館はない。

教室の数はかなりあり、道路を挟んで小学校、タミル人のクラスなどが点在し、系列の幼稚園もある。
しっかり教会もあるが、ほとんどは仏教徒。
窓がないので風通しが良く、極めて開放的。
毎朝きちんと全員で掃除して、お経らしきものを唱えてから、授業が始まる。
掃除はきちんとするのだが、ゴミや廃棄物的なものは校舎裏にガンガン投げ捨てられ放置されている。
スリランカでは、「ゴミを投げ捨てる(いわゆるポイ捨て)」ことが悪いこととはされていないようで、誰一人気にしていない。
職員室は校長、教頭、あと2,3人しかいられないくらい狭い。
でも、先生は、英語、シンハラ語、数学、理科、歴史、地理、音楽、体育、農業、家庭科などなど、大勢いて多彩だ。
学校専属のお坊さんがいて、任地入りして最初にあいさつに行った。
お坊さんはかなりの尊敬の対象だ。
シスターもいるし、少数ながらイスラム教徒の子もいる。

生徒は全員真っ白な制服着用。
女子の赤いネクタイ、小学生の男の子の青い半ズボンがすごく映えて見える。
毎朝自分が現れると、ほんとに大勢の子供が物珍しそうに顔を見にきてはあいさつしてくれるので、すごく元気になる気がする。
日本に比べると、みんなちょっと幼い感じかな。
自分がちょっと会話をすると、たちまち人だかりになり大騒ぎ。
当然「はまじ」的なお調子者もいて、すごくおもしろい。
今までの勤務先のことを思うと、少々複雑な気分になることもある。

先生などの目上の人に対しては、きちんとひざまづいてお辞儀する「ぬかづく」という習慣があり、自分も一応先生的な立場のため、練習終了後はぬかづかれる。
その際「ブドゥ サラナイ」と右手を差し出す。
「神のご加護を」的な感じ。
なぜかそれをしない子がいるな・・・と思っていたら、イスラム教徒だカウンターパート(相棒)のスミルさんがすかさず教えてくれた。
仏教徒がそれをしないことは、かなり失礼になるのだろう。

歓迎式典には、生徒全員は参加できなかった。
全員を収容できるような場所などないので当然だ。
近くの道路を、生徒のブラスバンドを先頭にパレードっぽく練り歩き、「歓迎 ○○○○」的な大きなゲートを潜って校内へ。
式典では、大勢の来賓の長いあいさつ(ほんとに長い・一人15分とか普通)のほか、シンハラ人、タミル人それぞれの民族の踊りがあった。
シンハラ人はあまり激しい動きがなく、音楽もゆったりしていて荘厳な感じ。
タミル人になると、すごくインドの踊り(イメージだが)に近く、ところどころ激しい動きや多少コミカルな動き見せたりと、なかなかおもしろい。
どちらも非常に見応えありだった。
シンハラ人、タミル人とも、彫が深く、まつげ、手足が長く、細身なので、みな美形に見える。
タミル人は少々色が黒い、と説明されたことがあるが、自分はあまり違いが分からない。
どちらもびっくりするような美男美女がたくさんいる。
小さい子になるほど、その傾向は顕著で、ホントに冗談じゃなく、日本なら全員CMに使われてもおかしくないと思う。
女の子は、生まれて間もなくピアスをつける習慣があるので、ふとした時に、小さい子がやたらと大人っぽく見えたりもする。

長い式典の最後には、当然自分のスピーチが。
スリランカのスピーチは、ちょっとした決まり文句を最初と最後に遣うというのを、駒ヶ根、コロンボでの研修でしっかり教わった。
ただ、今回は、皆自分のことを知らない中でのスピーチなので、オリジナルでもいいんじゃないか?と今回は都合よく考えることにしてみた。
オリジナルなら、当然おもしろい奴だと思われた方がいい。
そこで、自分のスピーチは・・・
「今日は、スピーチがあると知っていたので、昨日の夜からいろいろ考えてきたんだけど、全部忘れてしまいました」
で、スタート。
ウケるかどうか、大きな賭けだった。(派遣前訓練での自己紹介の失敗をまったく生かしていない)

結果は、というと・・・大ウケでした。
その後は、カンペなしでも言える簡単な内容ながらも、式典、踊りへのお礼、シンハラ語は3ヶ月勉強した、2年間この国でバレーを教える、外国でバレーを教えるという貴重な経験の中で、なにか大切なものを見つけたい、といった感じで、きちんと自己紹介。
ただ、ひとつだけ、やってみたかったんだけどやらなかったことが。
あいさつで頭を下げるときに、マイクに頭をぶつけること。
ゴツンって。
ウケるかどうか、非常に微妙な感じだし、派遣前訓練での自己紹介の失敗(やりすぎはいけない)を教訓に回避した。
でも、きっと最後のお別れスピーチではやるような気がする。
「一緒にバレーができてよかった。その上、最後におもしろい奴だった」と笑顔で送り出してもらえるよう、しっかりがんばっていこうと思う。
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