上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「宗方 仁」(むなかた じん)
マンガ「エースをねらえ!」に出てくるコーチである。

一度は読んで見たかった本に、最近、偶然出会った。
そしてそれは、期待を想像以上に上回る、すばらしい人間ドラマだった。

宗方は、自分の野望のために、主人公「岡ひろみ」を見出す。
そして、自分の死さえも活かして、その野望の達成を目指すのだ。
宗方の死を受け、ひろみが受けるショックさえも、テニスでの成長に必要な要素として、親友「桂大悟」にひろみの次なる成長を託す。
不治の病のため、寿命が限られていることさえも、目的達成の一要素にしていたのだ。
「同じ人間に、まして、ジャンプ、体操、バレーボールで世界優勝した日本人に、テニスでトップに立てぬわけがない」
熱く語る宗方。

科学的に出来るか出来ないか、それはたいした問題じゃない。
やるか、やらないか。
やるべきことが困難なら、それを乗り越えるだけの努力をする。
できない人の大半は「やっていない」のかもしれない。

本当はひろみとダブルスを組みたかったお蝶夫人、ひろみを愛し、ひろみが愛する藤堂。
多くの人々が宗方の遺志を継ぎ、心を尽くす。
それを一身に受け止め、成長していくひろみ。

宗方は言う。
「人生にも試合にも終わりがあって、いつと知ることはできなくても、一日一日、一球一球、かならず確実にその終わりに近づいているのだと。
だからきらめくような生命(いのち)をこめて、本当に二度とないこの一球を、精いっぱい打たねばならないのだと、あとから思った」

「勝敗を分けるのはいつでもたった一球だ。だがプレイしているときは、どれがその一球かわからない。だから、最初から最後までどんな球でも安易に打つな」

すごく当たり前のことなのだが、それができるかできないか。
そこにこそ、おもしろさがあり、やる意味がある。

エースをねらえ! (10) (ホーム社漫画文庫)エースをねらえ! (10) (ホーム社漫画文庫)
(2002/10)
山本 鈴美香

商品詳細を見る
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://keivb.blog22.fc2.com/tb.php/122-2ca9db5e
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。