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2009.07.30 取材攻勢
今いる学校St.Mathew's Collegeは11年制の学校なのだが、スリランカでは、大学に行くまでには13年学校に通う。
卒業後2年間は、別の学校へ行くことになるのだ。
ところが最近、うちの学校にも12,13学年ができることになり、校舎も増築され、州のお偉いさんを招いてのセレモニーがあった。
スリランカのセレモニーは、お偉いさん方のお話が非常に長く、一人で20分とか平気でしゃべる。
というわけで、自分はカメラマンがてら席に座らずに、ブラブラ、ウロウロ。
ただ、日本人がバレーを教えに来ているなんてことは、非常にいいネタなので、よく話題に出る。
すでに11学年を終え次の学校が決まらずにいるエース・ニランティカが、ビーチバレーのスリランカ代表だということなんかも、当然話題に。
ただ、うちのグラウンドは、支柱は半分が丸太、コートのラインは手作業で移植した草、雨宿り用の小屋も手作り。
要は野原にコートを無理矢理作っただけなのだ。
10数年ここでバレーを教えてきたスニルさん。
実は結構実績も残しているのだが、物質的には全く恵まれていない。
そこでこういう機会にお偉いさん方に猛烈アピール。
他の学校と違い、シンハラ人とタミル人、ムスリム、クリスチャンが一緒に過ごしていて、バレーする子にはどの人種もいる(さすがにシンハラ人メインだが)ことなんかも、内戦を終えたスリランカにはいいアピールポイント。

するとその数日後、なんと突然TVの取材がやってきた!
どうやら、セレモニーにきたお偉いさんの鶴の一声できたらしい。
そんな日に限って、自分は短パンを忘れだらしないスウェット姿、ひげも伸ばしっぱなし・・・
そんなことはさておき、スニルさん、自分、U-14キャプテンのアチニ、タミル人のスバーシニィがインタビューされる。
ただ、お偉いさんの意向で来ただけなので、本当に放送されるかは微妙とのことだった。
自分のいいかげんなシンハラ語がテレビで流れるかと思うと、少々はずかしい・・・

そのまた数日後、今度はラジオの電話取材が入った。
今度は、その日の夕方に放送すると言う。
スニルさん、自分、アチニが再度インタビューを受ける。
練習を終え、期待に胸を膨らまして帰宅。
大家さんの奥さんに頼んでラジオを聴く。
ラジオのトークは非常に早口で、自分には理解不能。
ただ、なんとなく自分の学校の話題になったことはわかった。
スニルさんのインタビュー、アチニのインタビューと続く。
いよいよ自分か・・・!
と思ったら終わり。
なんと、カットされてました・・・
やはり自分のシンハラ語は聞くに堪えないのか・・・

まあ、なにはともあれ、人種にこだわらず、恵まれない環境ながらもがんばっているチームがあるということをアピールできたのだから、よしとしよう。
次は全国大会でひと暴れして、名前を売ってくるか。
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2009.07.27 いざ全国へ
DSIトーナメントの州予選が終了。
県予選後、塾があったり期末試験が近いということで、ほとんど練習しなかったU-18は棄権。
実力的には州予選も十分突破可能だが、自分とスニルさんは練習しない子たちを参加させるつもりはなく、スニルさんが一喝。

ということで、参加したのはU-14女子のみ。
「アタックで得点する」(ちなみにアタッカーは2.5人)
「ミスをしないでラリーを続ける」
ということにずっと取り組んできた。

州予選とは言っても、U-14女子だけあって、アタックを打とうなんてチームは皆無。
「とりあえず返せ」的なチームを相手に、3戦圧勝で全国行きの切符を得た。
ただ、県予選までサーブが入らずにいた子がきちんとサーブを入れたり、新しく転校してきた助っ人2名にきちんとローテーションを教えていたり、その2名抜きでも県予選以上にラリーが続いたり、練習の成果は少しずつ出ている。
何よりも、勝ったのはいいがアタックが少ないと、皆納得していない。
「自分たちのバレー」という形が、少しずつできてきている。
あとは全国でどこまで出せるかだ。

今回不参加となったU-18。
いろんな人から「なんで来てないの?」と聞かれたが、「練習してないから」とはっきり言ってきた。
すると皆「アパラーデ・・・」
「もったいない」というのだ。
確かに技術的には結構いいものがあるし、州予選も十分勝てる。
エース・ニランティカが合流すれば、スリランカ一も不可能ではない。
でも、練習しないままで参加することには意味がないということで、自分とスニルさんはほんの数秒の話し合いで一致。
勝つためにやっていくが、勝つことがすべてではないのだ。
こういう部分の考え方が同じパートナーがいてくれることは、非常にありがたい。
「先輩たち良くないよね?私たちはきちんとやってるよね?」
そう聞いてくるU-14女子。
今はたいした技術もないが、いずれ必ず彼女たちを上回る結果を出してくれるはずである。
うちのチーム、練習は全員裸足だが、試合には靴を履いてくる。
それがこれ。
シューズ1
シューズ2

白い方がかれこれ2年使用、黒い方で1年使用だと言う。
試合でしか履いていないので、年間数回しか履かないのだが、ここまでボロボロ。
ちなみにこれは去年の9月の全国大会前に購入したもの。
もうこんなになっている。
シューズ3

新品(スリランカまたは中国製)は3,000ルピー程度だが、買い換える子はいない。
家計への負担が大きすぎて、買ってもらえないのだ。
たとえ買ったとしても、すぐ壊れるし。
勝ち進んで遠征が続くと、費用がかさむので怒られる子もいる。

まだバレーシューズを履いてプレーできる子はいい。
持っていない子は学校の制服着用時の靴を履いており、こんな真っ白な革靴。
これは900ルピー程度で買えるのだが、そういう安い品物はすぐ壊れる。
父に送ってもらった瞬間接着剤が大活躍中で、あっという間になくなりそうである。
シューズ4

「練習でやったことを試合でやるために、練習する。試合のために練習するんだ。今できなくても、少しずつできるようになるから、おもしろいんだ」
きちんと練習に意味を持たせるため、毎日しつこく言っている。
すると最近スニルさん・・・
「試合で靴をはくな」と言い出した。
「練習で慣れていないものは、試合で履くべきじゃないよね!」
と、自信満々に自分に言ってきた。
確かにそれも一理ある。
実際、先日の県予選では、試合途中から靴を脱いで、調子を上げた子もいたくらいだ。
ただ、靴があれば、当然パフォーマンスは上がる。
練習からきちんとハードなフットワークもできるし、それは明らかに試合につながる。
いくらコート整備しても、際限なく出てくるコートの石。
それでも文句を言わず裸足でプレーしている子どもたち。

そこで、日本のいらないシューズ、送ってくれる方を大募集します。
日本製品は全然壊れない、とスリランカでは大絶賛されており、もらった子達はおそらく半永久的に履き続けます。
信じられないかもしれませんが、日本製品はそこまでのステイタスがあるのです。
30年前の車が今でも大事に乗られていて、「日本車が一番」と運転手は胸を張っているくらいです。
みなさんのいらなくなったものが、そこまで喜ばれるのです。

送る方法としては、郵便局の国際スピード郵便(EMS)が便利です。
みかん箱程度なら8,000~10,000円程度で送れます。
送料は、EMSの実費を後日銀行振り込みにて返金します。
お問い合わせ等ありましたら、当ブログよりお気軽にコメント・メールください。
送付先住所はこちら。
JICA SRI LANKA OFFICE,
GreenLankaTower 8th Floor,46/46,
Nawam Mawatha, Colombo-2,
SRI LANKA
(TEL)94-11-2300470
(FAX)94-11-2300473

宛名には、へなちょこKの本名を英語で記載してください。
(本名をご存知ない方、メールにてご連絡ください)
書類には内容物・価格を細かく書く必要があるのですが、「品名(USED)」として激安価格にて記入してください。
これが受け取りの際の税金に反映するようです。
(OFFICE経由なので着払いはできません)

ちなみに、来年度からボールが新しくなるという情報を得ました。
いらなくなるボールをはじめ、ユニフォーム、Tシャツ、サポーターなどがありましたら、ご一報いただけるとありがたいです。
ご希望であれば、スリランカの田舎町デニヤーヤのセント・マシューズ・カレッジと交流を持つこともできますよ!
2009.07.18 信は力なり
これはドラマ「スクール☆ウォーズ」の主人公・滝沢賢治の座右の銘である。
放送されたのは1984年。自分は当時中学生。

109対0で負けるようなラグビー部が、少しずつ強くなっていく。
大敗直後、「俺は今からお前たちを殴る!」と宣言し、涙ながらに生徒を殴る滝沢賢治・・・
不治の病に冒されながら、チームが登る朝日のように成長していくことを願い「ライジング・サン」のエンブレムを作るイソップ・・・
「ONE for ALL,ALL for ONE」
一人はみんなのために、みんなは一人のために。

今でも、あの熱苦しいストーリーは結構覚えている。
まさかスリランカに来て原作とめぐり合うとは。
あっという間に読み終わった。
スクール・ウォーズ―落ちこぼれ軍団の奇跡 (光文社文庫)スクール・ウォーズ―落ちこぼれ軍団の奇跡 (光文社文庫)
(1985/12)
馬場 信浩

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チームがひとつになって、ひとつのゴールを目指す。
単純だが、決してやさしいことではない。それに挑む。
自分はそういうことが好きなんだなぁ・・・と今さらながら思う。
へなちょこなので、結構へこたれたり、いろいろ失敗も多かったのだが、懲りずにこんな生活をしている。
自分の好きなことをやって生きていけるのは、本当に幸せだと思う。
ただ、それも残り1年。
やれるだけやる。
帰ってからのことは、今考えてもしかたない。
というかホントに何も考えていない。帰ってから考える。
何よりも、今を思いっきり生きよう。
こっちで読んだ本、ただダラダラと並べてみます。
単なる自分の記録(自己満足)用ですが、同じ本読んだ人いれば、感想聞かせてください。

真保裕一 「奪取」 「連鎖」 「取引」 「震源」 「奇跡の人」 「トライアル」
宮部みゆき 「龍は眠る」  「模倣犯」  「誰か」 「スナーク狩り」
白石一文 「一瞬の光」  「私という運命について」  「不自由な心」
藤原伊織 「シリウスの道」 「テロリストのパラソル」 「ダックスフントのワープ」
野沢尚 「魔笛」  村上春樹 「アフターダーク」  横山秀夫 「震度0」
東野圭吾 「手紙」  「名探偵の掟」 「容疑者xの献身」
木本正次 「黒部の太陽」   石田衣良「4TEEN」   重松清 「トワイライト」  
林芙美子 「放浪記」   横光利一 「蝿」   宮沢賢治 「注文の多い料理店」
井上靖 「孔子」   水野敬也 「夢をかなえるゾウ」   北森鴻 「支那そば館の謎」 
宮本輝 「私たちが好きだったこと」   馬場信浩 「スクール・ウォーズ」
(再読したもの) 
沢木耕太郎 「深夜特急1~3」  村上春樹「ノルウェイの森」  太宰治 「走れメロス」
ジェームズ・レッドフォード 「聖なる予言」
(マンガ)
山本鈴美香 「エースをねらえ」   和久井健「新宿スワン」
手塚治虫 「三つ目がとおる」 「マグマ大使」 「海のトリトン」
松本零士 「銀河鉄道999」   次原隆二 「よろしくメカドック」
皆川亮二 「ARMS」   小山ゆう 「あずみ」   史村翔:池上遼一 「サンクチュアリ」
城アラキ:甲斐谷忍 「ソムリエ」   荒川弘 「鋼の錬金術師」 
橋口たかし 「焼きたて!ジャぱん!」   岩明均 「七夕の国」
石渡治 「B・B」
11歳以下男子で参加したDSIトーナメント4人制。
初戦惨敗。

自分は、全員が役割をもって、声を掛け合ってプレーするようにしてきた。
ただ、その役割がきちんと果たせるほど、技術はついていない。
対戦した相手は、コート中央に上手な子を配置して、その子が走り回ってどんどん返す。
当然1本目で。

幼い世代だと、要は「ボールが返せるか」なのだ。
やり方の問題ではない。返るか返らないか。
結果が出なければ、負けるだけなのだ。

女子、男子とも今後のためにじっくり他チームを見ていると、きちんと3本使ってアタックで返す男子チームが!
しかも2つも!
聞けば昨年の全国1位と2位。
毎年そのレベルのチームを作っているのだ。
やり方次第で、できるのだ。

敗戦直後はガッカリしていた子どもたち。
ところが、いつのまにか勝手に練習し始めていた。
この子たちにとってのバレーは、まだ始まったばかり。
ただ返すだけのバレーはおもしろくないが、それなりのやり方もわかってきた。
自分もあと1年は一緒にやれるのだ。
残り1年、やれるだけやってやる。

帰り際、「海を見たことがない」という子がいたため、世界遺産であるゴールの城壁から海を眺める。
来年は勝って見に来よう。

一方、来週末にDSIトーナメント州予選を控える女子のU-13とU-17。
期待の大きいU-13は「アタックを打とう」を目標にやってきたが、まだまだ安定しない。
州予選でどこまでミスを減らせるか。
ミスしそうなら、ただ返す。
それでは自分は少々おもしろくない。
だが、結果が伴わなければ、勝利は得られない。
今回の男子がいい例だ。
それが試合なのだ。

ミニバレーの試合の合間に、スニルさんがなにやら他の監督と話をしていた。
すると・・・
他のチームにいた上手な女子(U-13)を、うちのチームに転校させるというのだ。
いわゆる「引き抜き」
当然自分は賛成できない。
ただ、先方としては選手を出したいそうなのだ。
その子のチームは、うちのチームが州3位で全国出場を決めた別の大会(「州予選終了」参照)の優勝チームなのだが、今回のDSIトーナメントは年齢区分が1年ずれるため、県予選で敗退していた。
転校して新しい学校のIDをきちんと作れば、立派に認められる行為なのだそうだ。
そういう手続きを踏まず、偽のIDを作ってこっそり参加させるチームもいるらしい。
ただ、スニルさんはきちんとした人(といってもスリランカ人)なので、スリランカのルールはきちんと守る。

後日、スニルさんは先方の学校に出向き、監督、親とも交渉。
きちんと子どもの面倒を見てくれる家も探し出し、2名が転校してくることになった。
公式に認められる行為なら、自分がとやかく言えるものではない。
その状況の中で、やれるだけやるだけだ。
2009.07.16 新たな家族
スリランカでは、小さな虫(ハエなど)はほとんど殺さない。
「かわいそう」なのだそうだ。
それは動物にもいえることで、野良犬、野良牛を排除しようという考えはない。
その割りに、かわいがって面倒を見ようともしないところがちょっと不思議。

学校にはなぜかたくさんの野良犬が住み着いており、時折、夜の教室内に忍び込み、地雷を落とすこともしばしば。
それでも、誰も排除する気はなく、授業時間をつぶして掃除したり、ちょこちょこ持参した昼食を残して食べさせたりしている。
そんなわけで、時には子犬が生まれたりもする。
そんな子犬、自分はおもしろがって、餌付けに成功。
「おすわり」を教えたりしていた。
「おすわり」ができるようになり、「起立」的なものも覚え、口笛ひとつで飛んでくるすっかり懐いた子犬が1匹、結構大きくなった。
ただ、最近、別の子犬が産まれ、そっちの相手をしている時間が増えていた。
生まれたてはホントにかわいい。
学校犬第2世代

とある日から、その懐いていた1匹がいなくなった。
口笛を吹いてもなんの反応もない。
おかしい。
先生たちも子どもたちも、そいつが自分に懐いていたのを見ていたので、いなくなったことを不思議がっていた。

1週間ほどして、家に帰りバッグの中から鍵をとり、ドアを開けようとしたその時、足元で突然ゴソゴソ動くものが。
なんと!いなくなった犬がいたのである。
あわてて大家であるセーラシンハさんに聞いた。
「犬連れてきたの??」
すると「犬!?どこにいるの?」
セーラシンハさんも学校からいなくなったことを心配していた一人だったので、足元にいるのを見てビックリ!
学校からは徒歩で30分かかるのだ。
「においをたどってきたんだ!賢い奴だ!」とセーラシンハさんは絶賛。
アヌッタラ・エランディの兄妹も大騒ぎ。
自分はあと1年しかいないので、面倒を見切れない。
ただ、セーラシンハさん、子どもたちとも、その後も面倒見てくれるということになり、晴れて一緒に暮らすことに。
名前がなかったので、あわてて「シロ」と命名。
いつかクレヨンしんちゃんみたいに「わたあめ」を仕込もうかと。
シロ
2009.07.06 出家
昨年秋から作り始め、いよいよ今週デビューの11歳以下男子。
ほぼメンバーも固まってきていたのだが、思わぬ展開が。
以前記事にもした傭兵の一人・ラヒル。 (「2人の傭兵」参照)
とある日、いつも一緒に来ていたメンバーに囲まれ、校長室にきていた。
偶然通りかかった自分に「○×▼△~!!」
興奮気味にラヒル以外のメンバーが、なにやら聞いたことない単語を連発し、騒いでいた。
ラヒル本人はなぜか申し訳なさそうな、照れくさそうな、微妙な表情を見せていた。
よくよく話を聞いてみると・・・
「お坊さん(仏教)になる」というのだ!
スリランカでは、誰でもお坊さんになれるらしい。

「日本のお坊さんは、結婚できて、家族もいる」というと、スリランカでは信じられないくらい笑われる。
スリランカのお坊さんは、結婚できないのだ。
お坊さんを育てる学校が結構あり、自分のいるデニヤーヤの街でもお坊さんの格好をした子どもを結構見かける。
そんなお坊さんは、尊敬される存在らしく、結構憧れられる部分もあるらしい。
ちなみに、バスの最前列はお坊さん優先シートになっている。
(自分は見晴らしがいいので、お坊さんが来なければ座っている)

ただ、お坊さんになるということは、家族の口減らしの意味合いがあることがあったり、生まれてすぐの占いで星回りが悪いからとか、いろんな事情があるらしい。

傭兵から僧侶か・・・ちょっと似合わないぞ・・・
と思いつつも、ラヒルがいいお坊さんになることを願うとしよう。

ちなみにこれはうちの学校に来てくれているお坊さん。
お坊さんはみんなこんな感じの肩を出した衣装で、ちょっとセクシー。
お坊さん
先月州予選の終わった大会とは別のビッグトーナメント「DSIトーナメント」が始まった。
昨年秋に開催されたものが、なぜか今年はこんな時期。
予選から全国大会までを1ヶ月で済ませてしまうという。
そして、先月までの大会とは年齢区分がずれているので、新チーム作り。
約1ヶ月かけて、女子3世代、男子2世代のチームで参戦。
男子の1チームは、初挑戦となる4人制の11歳以下ミニバレー。

今週末でミニバレー以外の県予選が終了。
男子はようやく公式戦初勝利をゲット!
とはいっても、バレーの質から言って、今まで勝てなかったのが問題。
2回戦も勝ち、「これはひょっとして・・・」なんて思っていた。
すると、3回戦の相手はどう見てもレベルが違う。
とにかくでかい。
15~14歳のはずなのだが、身長180前後の子ばかり。
その上技術もしっかりしている。
聞けば、体育で選抜された子の学校だと言う。
あえなく惨敗。
ただ、バレーを始めて1年弱、それも女子メインだった練習のことを思えば上出来。
「来年はあそこに勝とう!」
ただ、レベルの差は歴然。
「できると思えればできる。できないと思うならできない。自分たち次第なんだ。みんなでよく話し合ってみろ」
正直、身体能力の差から、1年でなんとかなるとは言えない。
ただ、そんな逆境にこそ、燃えてくるくらいでなくては。
この子たちがその気になれるかどうか。
それがすべて。

あけて2日目は女子。
ハイエース1台に、全部で25人が乗り会場へ。
帰りにはしっかりタイヤの空気が抜け、空気を入れる場所を探して帰宅が遅くなる羽目に。
ハイエース

先月州3位で全国行きを決めているU-14の4人がメインのU-13、同じく州予選トップのU-16メインのU-17、その2チームの中間にあたるU-15の3チームがエントリー。

U-13は上の世代で3位になったくらいなので、勝って当然のはず。
ところが、ミスが少なく声をかけながらプレーのできるお姉さんコーシャラーが抜けた穴は想像以上に大きく、練習したフォーメーションもきちんとできない。
いきなり初戦からフルセットで、なんとか勝ちを拾う。
その後、なぜかほとんど空き時間なくほぼ連続で4試合を消化。
一応、その後は取りこぼしなく、なんとか1位で県予選通過。
先月の大会、その後の練習と、サーブがほとんど入らなかったタミル人のスバーシニィ。
そしてコーシャラーの穴埋めに入ったディラーニ。
この2人が無難にこなせれば、なんら問題ないのだが、それが一番むずかしい。
自分が他のチームを見ていると、試合の合間に何人かでわざわざ「スバーシニィ、サーブ全部入ったんだ!4回連続もあったんだよ!」と報告にきていた。
決勝はスニルさんが見ていたのだが「ディラーニのサーブが続いた。しかも、落ちそうなボールもレシーブした。ディラーニがいつもあれだけできれば問題ない」と目を白黒させていた。
実はこのディラーニ、腕立て伏せや手押し車ができないくらい太っているのだ。
2人への期待の大きさを2人がどれだけ受け止めてがんばれるか。
それが今後の鍵を握る。
ただ、2人に手取り足取り教えているほかのメンバーを見ると、期待せずにはいられない。

ほとんどチーム練習していないメンバーで、しかも新メンバーを2人追加して参加したU-15。
ただ、新メンバー2人はレシーブが安定していて、急造のセッター2人もボールコントロールがよく、ミスが少ない。
そのうちの一人は下の世代からあがってきたコーシャラーで、身長も高い。
そしてなによりもこのチーム、最近背が伸びて上の世代でもポイントゲッターとして期待されるクスン、去年のDSIトーナメントでは上の世代で中でレフトを任されたマヘーシャという、攻撃力のある二人がいて、一番バランスが取れている。
自分的には結構期待していたのだが、いざ始まると、いきなり1セット負けていた。
自分は2セット目から見始めたのだが、24-19というセットポイントを握ってから、マヘーシャが一人相撲。
一人でコート中を走り回りレシーブするものの、全くセッターにボールが返らない。
ラリーがうまく作れず、連続失点。
結局それが修正できず、あえなくストレート負け。
「練習は嘘をつかない」
やはり「チームとしてどれだけ練習しているか」がすべてなのだ。
他の勝ったチームが新聞に載る写真を撮られているのを、この世の終わりみたいな顔で見ていたので、「今の気持ちを忘れずに練習しよう」と記念撮影。
また笑顔のない記念写真が増えた。
敗戦写真DSI U-15

そして経験豊富なU-17。
ビーチバレーのジュニア代表としてシンガポールへ行っているエース・ニランティカ不在。
ブロックするのは一番背の高いピユミが前衛にいるときのみ、一貫してレシーブの要チャンディマを後衛センターに配置、全員レシーブならぬ5人半レシーブのフォーメーションもすっかり安定してきた。
そして今回、先月の大会ではいなかった1年お姉さんのラサンティ、チッタカラが参加。
この二人は去年、結局全国優勝したチームと熱戦を演じたときの主力メンバー。
ただ、ほとんど練習に来ていない。
初戦ではフォーメーションの確認をしながら、というのが祟って、いきなり1セット目を失う。
ただ、そこは経験豊富なだけあって、あわてることなく続く2、3セットをキープ。
すると、次はもう決勝だと言う。
しかも、相手はまともにサーブも入らないようなチーム。
応援や野次馬だけが大騒ぎしていて、非常にやりにくい面もあったが、その辺もすでに経験済み(あやしい日本人が大声で指示しているので、うちの試合には冷やかしながら騒ぐ野次馬が多い)なので、難なく1位通過決定。
U-17はたった4チームのエントリーだったのだ。
なぜか。
17歳から18歳にかけて、Aレベルといわれる大学進学を決定付ける試験があるため、ほとんどバレーなどやらなくなってしまうのだ。
ラサンティ、チッタカラが練習に来ていないこと、その下のU-16の子たちも練習が少ないのは、それが理由。
ただでさえ女子の運動能力が低いスリランカ。
身体的にも技術的にも一番伸びるであろう時期に、ほとんどバレーができなくなってしまうのだから、困ったものである。
その辺は国際レベルで見れば一目瞭然である。

残すは初挑戦の男子ミニバレー。
U-13の男子を見たところ、スパイクなどほとんど打たず、テニス状態。
自分は今までずっと、きちんと3回でつないで返す練習をしていたのだが、まったく上達せずやきもきしていた。
ほんの数日前にスニルさんが「とりあえず失点にならないよう、2回でも1回でも返させよう」と言い出し、目標変更、自分も子どももようやく手ごたえを感じ始めていた。
U-13の子ができないことが、下の子にできるわけがない。
年齢に合ったバレーをやらなければ、それを見つけられなければ、勝てるわけはない。
2日あけての大会となるが、残り2回の練習でどこまでできるか・・・
少々荒療治ではあるが、開き直ってやるしかない。
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