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2008.05.27 リンク追加
リンクがひとつ増えました。
同じ班の協力隊員で「ベリーズ」という国に体育隊員としていく仲間のブログです。
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「あんこ」の食べれない生活への不安を語学クラスのメンバーや他の友達に話してみた。
自分にとっては非常に切実だ、と。

するとあっさり「作ればいいんだよ」

!!!
そうだ!作ればいいんだ!

話した友達からは最近「麻ひもバッグ」の作り方を教わっていた。
麻の紐を等間隔に結んでいくだけで、結構雰囲気のいいものが出来上がる。
自分的にかなりお気に入りで、水を入れて持ち歩いているのだが、思いのほか好評なのだ。
ボール入れなんかも作れそうだし、うまくやればバレーのネットですら作れそう。
麻ひもバッグ


自分で物を作るのは結構楽しいものだと、そのとき話したばかりだった。
「あんこ」も作ってしまえばいいだけだ。
その友達はアフリカに行ったことがあり、そこで「あんこ」を作って食べてもらったそうだ。
鍋いっぱいに豆を甘く煮込むだけ、そうむずかしくはないらしい。
ただし、アフリカでの評判はよろしくなかったそうで、結局自分で大量に食べてることになったそうだ。
スリランカでの評判はどうだろう・・・?
語学のネイティブの先生が「キリバット」というスリランカの牛乳もちみたいなのを食べさせてくれたことがあり、少しは甘いものはあるようなのだが・・・

行ってからのお楽しみである。

ちょっと前に休みを利用して名古屋へ行ってきた。
駒ヶ根から一番近い大都市は名古屋なのだ。
2月の気ままな陸旅では、「ムーンライトながら」に乗り大垣で乗り換えて京都に入ったので、名古屋は初めてである。

駒ヶ根での訓練所生活も1ヶ月以上経ち、少々環境に飽きてきていた。
久々に知らないところをブラブラしてみようって感じで。

事前情報なくいきなり行ってみたので、とりあえず駅前をウロウロ。
札幌のテレビ塔そっくりな塔があるというのを知っていたので、それでも見てブラブラしてみることに。
「メーグル」という観光名所を回るバスを発見し、名古屋城、テレビ塔を満喫。
ビックカメラで少々買い物。

名古屋は地下街が札幌みたいに結構栄えており、その中を散策。
すると、アウトドア関係のブランドショップがまとまってあるところに出た。
札幌にはないものも置いている店があったので、黙々と物色。
すると、若い男性店員が声をかけてきた。
「いいはいてますね!」

(なに!?この靴が分かるのか!?)
自分の靴は実はもう日本では手に入らなくなっていて、思い切ってアメリカからネット通販で買ったもの。
そんなところに気づくなんて!

うれしくなっていろいろ話をしているうちに、Tシャツ、パンツを購入。
ちょっとした出費になったが、ふと、
「もう日本で買い物する機会はないだろうな・・・」
と思ってしまった。

実は最近、来月の23日には出国することが確定したのだ。
行ってしまえば2年間はおそらく帰ってこない。
無事帰ってくるつもりだが、今のスリランカの状況を考えると、一抹の不安が残る。
とはいえ、行くのは楽しみで仕方ない。

偶然、ほんの思いつきと勢いで、でも納得して選んだ道。
いよいよ自分の力でやりたいことをやっていく時が近づいてきている。
帰る間際に小倉トーストを食べながら、そんなことを考えていた。
大好きな「あんこ」ともしばらくお別れだな・・・
学校交流というイベントに参加した。
そこで、スリランカの民族衣装「サロマ」を着ることに。

サラサラの生地で、非常に薄く軽い。
最大の特徴は「ズボンじゃない」ところ。
筒状の布に入って、折りたたんで留めるもので、スカートみたいな感じなのだ。

一部の人はご存知なのだが、実は自分は女装の経験がある。
しかも公式の場、友達の結婚式に女装して参列したのだ。
ピンクのワンピースにラメラメの白いストッキング(肌処理済)
しっかりヅラもつけ、会場入りから終了までその格好。
余興もやってしまった。
リズム感皆無の振り付けをしながら、松田聖子の「大切なあなた」を歌う・・・と聞くに堪えないので、振り付けだけして、口パク。
歌は見えないところで上手な人に歌ってもらうというもの。
ご両家からは非常に好評で、知らない方々とたくさんの写真に納まった。
自分の女装姿自体も好評(!?)で、結構褒められた。
理由はどうあれ、褒められるとうれしくなるのだから、単純なものである。

今回、自分は「サロマ」を着たが、一緒に行ったRノーナ・春ノーナは「サリー」という民族衣装を着た。
これが非常にかっこいい。(2人のモデルの良さも大きく影響している)
あまりのかっこよさに、2人は訓練所の中を歩いているだけで注目の的だった。

(これはちょっと着てみたい・・・)

講師のMノーナに話してみたら、そんなことはスリランカでやると白い目で見られるとのこと。
であれば、日本にいるうちに着るしかない。
語学のメンバーは「ほんとに着るの?」と半信半疑だが、着ないわけにはいかない。
近日中に着て写真をアップしよう。
化粧もしちゃおっかな。
それまでにもうちょいお腹を引っ込めなきゃ・・・
2008.05.19 加速
サッカー大会で体育館が空くことを見込んで、ネットを張っての緊急練習を企画してみた。
タイトルは「アタックを打とう!」
とにかく打ってみようって感じで。
慌てて張り紙を作り無理矢理見えるところに掲示。

男子はみんなサッカーやるだろうから、ちょこちょこ一緒にバレーしているMGUちゃんに伝えてみた。
いつもは練習には即乗り気な彼女が思いのほか乗ってこなかった。
みんなサッカーを見に行くらしい。
ま、男子はいいとこ見せられるだろうし、女子もそんなとこ見たいよね。
最近は「駒ヶ根マジック」がチラホラ発生してるらしいし。
けど、そっちに行かずに来る人がいれば、その人たちのやる気はかなりのもの。
やりがい倍増だ。
とはいえ、そんなやつはいないだろうな・・・

と思ってたら、馴染みのない男子二人がご来場!
ずいぶんがんばって練習してくれた。
遅れて仲良しのOver.Mtさんも登場。
続いて初登場の女の子が1人、いつも来てくれる女の子が1人と、程よい少人数でみっちり練習できました。

夕食後のバレーの試合にも誘われたので、宿題そっちのけで参加。
終了後まもなく初心者講習会。
日曜なのに、リピーターが4人も来てくれて、非常にいい練習ができました。

実は最近、ちょっと予想外に人がくるようになってきた。
他のバレー好きな人たちが来月頭に大会を企画してくれたので、今後はもっと増える可能性もある。

不確定なメンバー、しかもなかなか全員に目が行き届かない中でどうやっていくか。
ちょっとやり方を考える必要が出てきた。

ん?宿題どうすんだ!?
前回3打数ノーヒットに終わったソフトボール。
今日は雪辱を誓い3位決定戦(決して最下位決定戦とは意識しない)に臨んだ。

今回の目標は「ホームランを打つ」ことである。

そこで自分の戦略は・・・
1 壁が近いライト方向へ打つ
これはむずかしく聞こえるかもしれないが、自分はバッティングセンターでこれしかやってないので、まあよしとする。
レフト方向はだだっ広くて、守ってる選手もうまいので、フライは捕られる確率が高いのだ。
2 じっくりボールを選ぶ
気持ちが焦っては元も子もない。
3 タイミングを計る
自分はバットに当てるのは得意だが、ただ当ててるだけ。
より確実に強く振りぬくタイミングを計るために、足でリズムをとりピッチャーの呼吸とシンクロさせる。
(マンガで見たシンクロ打法)

こんなところである。
意気込み・イメージトレーニングは2週間熟成させてきたので十分である。

早めに行ってランニング・アップもこなした。
今日の打順は2番。
参加者が多いため、3打席回ってくるかは微妙。
1打席目から勝負である。

チームも気持ちも盛り上げるためにコールを頼む。
なんと同じクラスのRノーナがファミスタ風のコールを知っていて、がぜんやる気になってきた。

しばしボールを選びつつ、自分のストライクの判断が正しいか、審判のダルビッシュ(すごいそっくりでかっこいい)に逐一確認。
調子に乗ってバッターボックスをはずしたりしてみた。
(やりすぎ感あり)
あまりにも打つことばかり考えていたので、何球目に打ったかは覚えていない。

「カキーン!」
ってほどのいい音はしなかったが、打球はライト方向へ!
けどちょっと上がりすぎて、ライト定位置やや後方。
(げげ!取られちゃうよ!!)
と思いきや多少打球が伸びたのか、はたまたライトの人のミスか、バンザイ状態になりボールは転々と後方へ・・・

「こりゃ気合の分伸びたな、おそらく。H(ヒット)だよな・・・E(エラー)じゃないよな・・・」
自分に言い聞かせながら2塁へ。
みんな盛り上がってくれたし、自分的にも概ね満足。
するとショートにいた同じ班の仲良しTぼっちが「あっち狙ってましたね・・・?」
そうなのだ。
彼は野球が専門。前回はセンターオーバーの大飛球をかっ飛ばしており、スーパースターだった。
そんな人には自分の考えなどお見通し。
「狙ってあっちに打てるなんてやりますね!」
お世辞もあるだろうが、お褒めの言葉をいただき超有頂天。
Tぼっちはこの後、ライトの壁を越える特大ホームランを見せてくれる。

その後レフトの守備で残念ながらEをつけてしまったが、そこは次の打席で挽回しよう。

回ってきた2打席目。
試合的には相手が調子づいたため結構リードされている。

ところが、こちらはランナーをため押せ押せムード。
チームの勝利は目指したいが、ホームランも打ちたい。

イチローは言った(気がする)
「ホームランは狙って打つもの」

ま、身の程を考え、ここはホームランはあきらめ「好球必打」でいくことに。
ただし、力みは禁物。
来た球に逆らわず強く振ろう。

「カキン!」
出ましたよ、きれいなピッチャー返し。
バッティングセンターでよくやっていたやつで、2塁ベース上をきれいに越えるセンター前ヒット。
しかも大量点が入ったのでルールによりチェンジ。
盛り上がってきました!

最終回には1点差で負けていたものの、ミスタークライマックスことたくちゃんが、一打逆転の打席に登場!
前回は一打逆転の打席で凡退し、試合終了。
ひどくへこむ結果となっていた。
しかし今回のたくちゃんは違った。
「カキーン!」
打球はレフトオーバー!
前回の鬱憤を晴らすサヨナラヒット!

チーム全員でセカンドベース近くまで駆け寄り大騒ぎ、あげくにたくちゃん胴上げ。
いや~盛り上がりました!

ちなみにこの試合、途中からずっとキャッチャーやりました、生まれて初めて。
ピッチャーをした何人かの女の子の女房役を務めさせていただきました。
キャッチャーって唯一全員が見えるポジションだけあって、すごくおもしろかったです。
若干撮り損ねて突き指しちゃったけど・・・

午後からはサッカー大会があり、ほとんどの男子は出る様子。
ん?そんじゃ体育館がら空き!?

ネット張ってバレーできるかな!?
張り紙を掲示した翌日。
案の定誰も来なかった。
大々的にサッカー大会があったので、張り紙に掲示した時間では体育館が空かず、
「こりゃ、もう来ないな・・・」
と、その日は一人でトレーニング。

語学のクラスで一緒のTノーナは結構気にしてくれており、それを授業中にシンハラ語で聞いてくる。
当然シンハラ語で答えなければならない。
講師のMノーナは、シンハラ語での会話なら、どんなくだらない話でもどんどん話させてくれるので、毎回自分は長々と話す機会を与えてもらっている。
それは非常にありがたいことなのだが、その度に自分の話術の未熟さに多少へこんでいる。
最近は自分の話の長さに周りがあきれているのも感じているので結構心苦しい。

掲示後2日目。
予定の時間に体育館に入ると、達人Tree-sideの空手教室開講中。
自分以外には誰もバレーをやる人はいないのだが、Tree-sideはきちんとスペースを空けてくれた。
やさしい人だ・・・
程なくして女の子1人来場。
今までもちょこちょこきて一緒にバレーしていた顔なじみの子。
結構上手で、特にボールを返すことは問題なくできる。
問題は小柄でスパイクを打ったことがあまりないということ。
というわけで、いつも対人でひたすら打ってもらっている。
最近はずいぶん力強く打てるようになってきた。

その後空手を終えた女の子が2人来てくれた。
空手はかなり本格的にやっている。
その2人は明らかに疲れが見えるのに、わざわざ残ってくれた。
ありがたいことだ。

こうやって来てくれる人たちに、できるだけのことをしていこう。
幸か不幸か、少数ならこまめに声をかけながらみっちりと練習できることだし。
2008.05.15 始動
自分にやれることといったら、バレーしかないのだが、そのバレーをここでどうやるか。
短期間ながらも結構どっぷりと考えてみた結果、ありきたりだが、初心者講習会的なものにすることにした。
アンダーパスだけならスペースもとらず、体育館を占領する心配もない。
しかもだいたいの運動が終わったころを見計らい、体育館に人が少なくなってからなら、人の目も気にならない。

さっそく張り紙作成。
タイトルは「バレーボールの練習しましょう!!」
お約束のバボちゃんを背景に、
・毎日やるが、途中参加・退出可(=自分は毎日いる)
・一所懸命、気楽にやる(=上達して試合でできるようにすることが目的だが、スパルタではない)
・必要なもの:やる気少々(=不安があっても大丈夫)
・きちんと練習するので、確実に上達する(=そのくらいの意気込みでやらせてもらいます)
・一応自分のチームと略歴も掲載(=どこのどいつがやるのか、参考までに)
などなど、なんとかくるきっかけにしてもらえるような文章を考えた。
バレーの練習しましょう


こういうことは、「いろいろな人を巻き込んでやったほうがいい」という風にこの研修で教えられたことがあったので、まず文章を語学のクラスのメンバーに見てもらった。
「一応、なんとなく意図が分かるので、やる気のある人がいるなら、人が集まるんじゃないか」
といった感想であった。

ふむ・・・
そういう感想か・・・

励ましの意味ももちろんあるだろうが、自分はまったくそうは思えなかった。
なぜなら、やる気がある人なら、とっくに今までのバレーの試合なんかに来てるはずである。
ここには不思議と、そういう積極性を生み出す雰囲気が充満しているから。
となると、明日から、自分は毎日体育館で待っているが、誰も来ない・・・
そういうふうにしか思えなかった。

ただ、大事なことは、自分がなにかしようと動き出したこと。
その一歩を踏み出せたのだから、たとえ誰も来なくてもいいのだ。
毎日待ってりゃそのうち来るかもしれないんだし。
それに、実は自分は大抵の場合、淡い期待を胸に抱ければ、それを頼りにかなり待つことができるのだ。
2、3人での練習なんて当たり前にこなしてもきたし。
誰も来なければ自分のトレーニングすればいいだけだ。

誰も来なければ多少は寂しい気もするだろうが、、今は一歩を踏み出した喜びが大きい。
ここのところ、自分のトレーニングに夢中になっていたので、ほとんど他の人とバレーをしていなかった。
円陣バレーを楽しんでいる人たちを横目に見ながら、黙々とランニングなどに励んでいた。

先日、相変わらず円陣バレーしている人たちを横目に見ながら、ランニングなどしていた。
すると、その中の一人が声をかけてくれた。
「まだですか?」

自分が混ざるのを待っていてくれたのである。
なぜだか非常にうれしくなった。
その日の円陣バレーは、すごく楽しいものになった。

実はちょこちょこいろんな人と接していく中で、
「バレーは好きなんだけど、下手だから・・・」
という人が結構いた。
そういう人がいることを知っているのに、何もしていない自分。

たまに簡単なバレーの試合が開催されているのだが、それに混ざりつつ、
「もう少し練習すれば、みんなうまくできるようになるのに・・・」
そんな風に思いながらも、何もしていない自分。

自分は自分のためにバレーをやっているのだが、「誰かと一緒に喜びたい」というのが土台にある。
誰かが喜んでくれることが自分はうれしいのだ。
でも、今の自分は誰にも喜んでもらっていない。

毎日充実した生活を送っているつもりだったが、肝心のバレーでなにも満たされていないのだ。
なぜならそれは、バレーで誰とも喜んでいないから。

なんかやれること探してみようかな・・・
2008.05.14 修行の日々
今日は水鉄砲の達人と、うずまきの達人と同時に風呂で一緒になった。
その二人はお互いの技を知らず、互いに感心し合い、双方の技を伝授しあっていた。
自分も再度、両方の奥義を盗むべくひたすら見ては修行に励む。

その結果、なんと、ちょっとだけ螺旋丸が発生!
Tree-sideが見ててくれたので
「Kさん!今できてますよ!がんばって!」
必死にうずまきを追いかけて手を回す。
「うっ・・・!」
突然手を止め、立ち上がった自分。
Tree-sideを含め、他の人たちも怪訝そうに見ていた。

「足がつった・・・」
一同大ウケ。

なぜか分からないけど、足がつりました・・・
その後も結構練習し、ごくまれにできるようになってきた。
Tree-sideも「今度動画撮りましょう!」と言ってくれた。

水鉄砲の達人は、なんとTree-sideの技をより巨大にすることに成功。
大螺旋丸といったところである。
まだまだ奥は深い。

早く奥義を会得して公開したいところである。
うずまきをつくるという武道の達人「Tree-side」
先日風呂で一緒になったので、さっそく見せてもらった。

まさにそれはうずまき!
超小型竜巻みたいなのが水中にできるのだ!

その光景はまさに、うずまきナルトがチャクラを練り螺旋丸(だったかな?)を出すかのようである。

さっそく教えてもらう。
最初に小さな渦を作り、すばやくその中心を見つけ加速させる。
すべて片手でOK。というか片手じゃなきゃうまくできなそう。
要はこれだけなのだが、やってみると全然できない!
小さな渦は片手をゆっくり内から外へ動かすだけで簡単にできるのだが、その後がむずかしい。
きちんと中心を見つけ、すばやく回さなければならない。
なーんて書いてても読んでる人にはおそらくまったく伝わらないだろう。
でもとにかくすごいのだ。
なんとか動画アップできないかな・・・
2008.05.11 茶道 その後
先日の生活技法講座「茶道」
やっている最中に、ロシア語とネパール語の講師(外国人)が見学に来ていた。
やはり「茶道」なるものは外国人からすると興味深いのだ。

その際、自分は一番最初に「正客(しょうきゃく・一番上席の客)」の役割をした。
びっしり正座。
その後もお互いに薄茶を点てあったりして、かなりの時間正座した。
ちょこちょこ休みがあったものの、やはり足がしびれまくった。
「人生でこれほどしびれたことはない」
思わずそうもらしていた。

その数日後、一緒に茶道をしたネパール語をやっている友達からこんな話が。
「茶道を見てきた先生が「茶道をやってるのを見て、男性の生徒がすごく足が痛そうだった」ということを題材に授業をしたんだ。Kさんのことだったよ」

なんと他の語学の題材になっていたのだ。
自分の知らないところでネタにされていたとは・・・

自分はここにきて、特に当たり障りなく落ち着いて過ごしていこうと思っていた。
だが、最初の全体への自己紹介でいきなり大失敗、かなり悪い印象を与えてしまった。
その上、その後のある演習では、誰も考え付かないことを派手にやらかしてしまい、その悪かった印象をさらに変に強めてしまった。
語学の仲間からは「木曜日にはブラをパティンとはずす危ないやつ」と呼ばれる始末。
思ったとおりにはまったくできておらず、すべて自業自得。
まあ、これもいい経験だ。
授業のネタにされるなんて、かえって光栄なくらいだ。

人からどう思われるか。
それを無視することはできない自分だが、気にしすぎるのも考えものだろうし。
生活技法講座というのがあった。
これは隊員同士が協力して、任国で役立ちそうな生活技法を教えあうというもの。

訓練所に来る前に友達から、「生きた鶏をシメたりするのもあるらしい」と聞いていた。
自分はそんなこと見たこともやったこともない。
ただ、自分のシメた鶏を食べてみたかった。
正確に言うと、「食べれるか試したかった」
人間は生物をガンガン食べて生きている。
牛や豚、魚、みんな自分は大好きだが、命の重みなんて考えたこともない。
昔、ある友達が映画の「ベイブ」を見て、
「かわい過ぎてもう豚肉は食べれない」
と、一年間肉類を経っていたことがあった。
(通風のためとの噂もあったが・・・)
自分にはそういう感情は沸いたことがない。

ところが、残念なことに鳥インフルエンザの関係でそれはできなくなったらしい。
非常に残念。

そこで自分が新たに選んだのは・・・「茶道」
和菓子目当て・・・もあるが、一番自分に縁のない世界だと思ったから。

いろいろな作法があるのだが、講師の方曰く・・・
「おいしく飲んでもらうのが一番」

もともとは男の世界の文化だったそうだ。
千利休が有名で、信長や家康もたしなんで政治にも使われていたって言うんだから、そりゃそうだよね。
みんな男だもん。
「お茶会」なんていうとみんなで楽しくおしゃべり・・・みたいなイメージだったが、実はあんまり会話はできないらしい。
すっかり今までのイメージが変わった。

自分の国でもこんなに知らないことあるんだから、世の中はまだまだ広い。
ここの風呂は共同。
なかなかきれいで、自分は朝晩の運動後に入っている。

そこでツワモノ発見!
指で水鉄砲を作る人がいる。

「そんなの誰でも・・・」
そのとおり。
誰でもそのくらいはできる。
ただその人は、きちんとした細い水柱(こんな言葉あるのか?)を2~3メートル飛ばせるのだ。
しかもそれは上向き。
横向きならもっと飛ぶ。
気づいた人たちから、何度もリクエストされても、毎回簡単に飛ばしてしまう。
すごい。

やり方はこうだ。
人差し指、中指、薬指を中指を上にして束ねて反対の手で握る。
握るときは手のひらが人差し指と薬指を包むような感じに握る。
中指を上にして握っているため、人差し指と薬指、握っている反対の手のひらの間に多少の隙間ができる。
そこに水を入れ、しっかり握って一気にその隙間を小さくする。
この時に中指を伝って、水が勢いよく飛び出すというしくみ。
そのうち風呂中が大歓声に包まれた。

こういう小ネタを持っているのといないのでは結構ちがう。

感心して風呂を出ると、少し遅れて出てきた隣の部屋で生活しているJPが、
「もっとすごいのいました!うずまき作ったんですよ!」
「うずまき!?なんじゃそりゃ??」
作った彼の名は「tree-side」
武道家である彼は、常にかなりの達人のオーラを発しており、一目置いていた。
(・・・って何様なんだ・・・)
そのうち見せてもらおう。
2008.05.09 体調不良
先日朝ちょっといいことがあった。
きちんと自分からあいさつできたのだ。
しかも結構たくさんの人に。
やればできるもんだ。
ただ非常に緊張したので、変に表情が硬く、けっして感じのいいあいさつではなかったが。
調子に乗った自分は、その勢いのままに朝のランニングを2倍に。
ほんとに我ながら単純である。

中間テストが返却され、できはどうあれ、意欲も新たに一日がんばった。
授業後には、近隣の小学校との交流会の打ち合わせに参加。
いつもより長い課業となった。

その後、夜には待望の「サルサ」、風呂前に体育館で身体動かすというと内容満載の予定だった。

「サルサ」前に急いで部屋で宿題を片付けていたのだが、どうもペンが進まない。
身体がだるいのだ。

朝張り切りすぎたかな・・・
毎晩のように結構がんばって遅くまで勉強もしている。
毎日充実感があるので、あまり疲れは感じないが、知らず知らずのうちに蓄積されているであろうことは確か。
気づけば訓練もほぼ折り返し。
もう半分。
まだ半分。
ここで体調を崩すわけにはいかない。

行ったら行ったでノリノリでやってしまうのは目に見えているので、「サルサ」と運動はパス。
たまには早く寝ることに。
中間試験終了。
無事とは言わないが、まったくわからないということはない。
ヒアリングなんかは先生がかなり手加減してくれているのが丸分かりだが、それが分かるだけ進歩だとも言える。
「最初は文字すら読めなかったのに・・・」
隣のクラスのTマハッタヤがポツリともらした。
(マハッタヤは男の人の呼び名・「~さん」的なもの)
そうなのだ。
今は分からないことが分かり、間違ったところを直せる。
「まだまだ覚えることはたくさんあるのだが、英語で言えば中学の2年間分くらいはなんとかやっている気がする」
ということで、二人の意見は一致した。

試験の後に、Sパーラ先生とMノーナがわざわざみんなの集まる場をさりげなく作り、
「それぞれに多少の問題はあるが、もう90時間以上やってきてるんで、結構いいです」みたいなことをシンハラ語で言ってくれた。
他にもいろいろ激励やアドバイスをくれる。
そして、なんとかこんとかそれらしい意味が聞き取れている気もする。
試験をするだけでなく、今後へのフォローも丁寧なあたりは非常にありがたい限りである。
過去の候補生からのメッセージに「Sパーラ先生を信じてがんばれば大丈夫!」とあったのは、まさにそのとおりだ。

今朝ちらっと班長のKTQから「ちょっと身体締まってきたんじゃない?」とのありがたいお言葉が!
そうなのだ。
そんな気がしてたんだよ。

最近は走るのを朝晩にして、ちょこっとトレーニング的にやり始めていた。
きちんと汗をかきながらも、心肺的なきつさがはっきり減ってきていたのだ。

「がんばった分確実に成果があるのはスポーツと勉強」
そういった友達の言葉を思い出す。
それが実感できれば、またがんばれる。
いい方向に進んでいるのだ。

この勢いに乗じてあいさつも・・・と行きたいところ。
ちなみに今日もあいかわらずだった。
へなちょこぶりはそう簡単に成長しない。
最近気づいたことがある。
自分はあいさつができないのだ。
教室なんかに入るときにあいさつするのなんかは、まあ問題ない。
正確に言うと、「自分の知らない人に囲まれている自分のあいさつしたい人に対して、自分からあいさつができない」のだ。

職業柄、施設に入っていた人たちにこちらから積極的にあいさつ・・・なんてのが極めてしにくい世界にいたせいなのかな・・・
子供相手のときは、むこうがきちんとあいさつできるか、どれだけ積極的にあいさつできるか観察しなきゃならない部分もあったな・・・
なんてことは、普通の社会じゃまったく意味のないことで、ただの言い訳。
あいさつされてもしかたないと思われるのが怖いのか・・・それもまったくもって都合のいい言い訳だ。
しかも自分的にプラスの要素はない。

こんだけ大量(200人以上)に人がいるので、この人と仲良くなりたいな・・・なんて人はいるもので、なんとかしてお近づきになりたい。
けど、そこでなにもできないのだ。
我ながらたいしたへなちょこである。
感じよくあいさつされるとすごく気持ちいい、ということは分かっているのに。
自分は遠くから大きな声であいさつされたりしたら、一気にその人のことが好きになってしまうくらいなのに。

「今日はあいさつぐらいするぞ!」
と毎朝素知らぬ顔で辺りを見回し、見つけることも多いのだが、ほとんど声がかけられない。
会釈がいいとこ。

あいさつすることもないのにキョロキョロ様子を伺っているのだから、これでは完全なストーカーである。
仲良くなりたい相手にストーカーと思われるのであれば、それはまったく意図するところではなく、やめたほうがいい。

となると、仲良くなれるはずもなく、いったい自分はなにをやっているんだ・・・となる。
まさに不毛。大問題である。

奇跡的に「あ。おはよ」と軽く手をあげてあいさつできて、むこうからペコリなんてされた日には一日浮かれ気分で過ごせたりする。
本当に自分は単純な人間だ。

ブログに書いていて、自分のことながらえらくあきれてきた。
グダグダ言ってないでちゃんと普通にあいさつぐらいしろよ・・・

ってそれができれば苦労はしないんだよな・・・

ちなみにこの本の主人公、共感できる部分があって、笑えました。
共感できちゃってる場合じゃない内容なんだけど・・・
明るく前向きながらも要は完全な勘違い野郎の話で、最後に本庄まなみがおもしろく解説してます。
これを読んでもらえると、それに共感しちゃってる自分のへなちょこさをバッサリ切り捨てたくなることでしょう。
太陽の塔 (新潮文庫)太陽の塔 (新潮文庫)
(2006/05)
森見 登美彦

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今日はソフトボール大会があった。
朝は寝てたい気持ちもあったが、誘ってくれる人もいて、せっかくなので参加。
予想以上に大きな盛り上がりであった。
男女入り乱れてのものだが、結構なんとかなるもんだ。

自分は3打数ノーヒット。
しかも最後はかなりおいしい場面で、まさに一打逆転的な場面。
2打席凡退のストレスもあり、気合十分で打席に入る。
盛り上げようと思って応援のコールまでしてもらった。
(カラオケの合いの手を要求しているみたいな感じだったが・・・)

そんな中、なにを思ったか、思い切った初球攻撃。
まんまと不発。
サードフライでした・・・
前の打席までじっくりボール見てたのに・・・

もしあの場面でホームランが打てたら・・・

そもそも自分にはホームランが打てるのだろうか。
自分にはボールをグランドの端まで飛ばす能力があるのか。

ゴルフでは、なによりも飛距離が出るとおもしろいという人は多い。
野球も同様だろう。

だが自分は、ゴルフは黙々としっかりまっすぐ飛ばすだけ。
飛距離は完全度外視。
しかも打ちっぱなしなのに。
(コースに出たことはない)
野球では黙々とセンター返しと右打ちに命を懸けている。
バッティングセンターなのに。
(野球はやる機会がない)
しかもどっちも何年かに数回あるかないか。
つまり、自分はホームランを打とうとしたことがないのだ。

最近、訓練所の中でバレーをやっている初心者の人を捕まえ、ちょこちょこバレーを教えさせてもらっている。
「やったことないからできないと思ってるだけ。とりあえずこんな風にやってみよう」
そんなことをよく言っている。
んで、やってみると結構あっさりできるようになるのだ。

ひょっとしてホームランも同じなんじゃないか!?

今までバレー、卓球、テニスなど、我流でそこそこにがんばってきた。
ちょっと「ホームランを打つ」ことも考えてみようかな。
再来週にはソフトボール大会二日目があるのだ。

要はボールを遠くへ飛ばすだけなのだ。
野球は昔からよく見ていたので、イメージトレーニングは完璧にできる。
しかも相手ピッチャーはおそらく女性(ルール上そうなっている)
持ち前のへりくつを総動員してやってみるか。
2008.05.03 国旗掲揚
GWとはいえ、日曜以外は基本的に講義。
今日もきちんとがんばってきました。
そしてGW最終日6日にはなんと!
中間テストです・・・
他の言語には厳しい先生も多いようで、日本語使用時に罰金・・・なんてのはザラ。
自分たちの言語シンハラ語は、アットホームな雰囲気の中にも充実した内容で、やる気になってがんばった分、上達が分かるので非常に恵まれてます。

ここでは毎朝「朝の集い」なるものがあり、3本の旗の掲揚をしてます。
そのうちのひとつはこの先自分たちが行く国。
揚げる前に国旗の意味が紹介されます。
ちょっと前にはスリランカも紹介されました。

どの国も色、模様にそれぞれいろんな意味があって、「独立のために流された血」とか「○○教」などの宗教など、いろいろな意味が込められている。
今日は憲法記念日ということで、なんと日本の日の丸の紹介!
意味なんて全然知らない。
どんな意味なのか興味津々だったけど、いまいちはっきりした意味はないみたい。
「日出る国」的な意味があるようです・・・みたいな感じ。
鎖国してた国だから、対外的な旗なんかいらなかったんだろうね。
江戸時代末期ころに作られたようです・・・的なはっきりしない紹介でした。

学校で国歌を歌うか歌わないかが問題になっていながら、サッカーの試合ではみんな静かに聴いていたりする国。
ちょっと前に宗教についての講義があって、「無神論」というのが外国ではどう思われるか、考えさせられた。
世界では宗教がきっかけでいろんな争いがある。
信仰によって牛を食べない国、豚を食べない国、犬を食べる国・・・

ちなみにスリランカは仏教メインですが、中国を経由してきた日本の仏教とはちょっと違った雰囲気があるみたい。
トルコに行ったときにはイスラム教の寺院もちょこちょこ見てきた。
高校時代には「倫理」という教科を選択し結構好きだったので、宗教とか哲学には結構興味がある。
いろんな考え方があるんだということだけは、しっかり知っておかなければ。

3つの旗が揚がるとき、いつもフジテレビの午前中にやっていた血液型占いを思い出してしまうが、そういう気持ちも忘れないようにしよう。
2008.05.02 LINDBERG
訓練前に、持っているCDをかたっぱしからPCに落としてきた。
我ながらたくさん持っていたものだ。
ダンボール3箱くらいにはなっていた。
めぼしいCD(といってもほとんど)をPCに落とし、i-podで朝のランニングのときや部屋で過ごすときに聞いている。

音楽の記憶というのはおもしろいもので、聞いていたころの記憶を鮮やかによみがえらせてくれる。
その中で、最近のお気に入りは・・・
LINDBERGの「LITTLE WING」という曲。
バブル末期、バンドブームの全盛期。
「今すぐKiss Me」よりちょっと前くらいの曲だったような・・・
初めての東京での一人暮らし、初めてのアルバイト先であるレンタルビデオ屋で、ちょっと年上のかっこいい女の先輩がよく流していた。

当時自分は教員になりバレーを教えるのが夢で、それははっきりとした目標として自分の中で確立されていた。
1年目は夜間の大学に通っていたので、昼間は基本的にバイト。
毎日まじめに働き、きちんと通学し、結構がんばっていた。
まじめに働くこと、まじめに勉強することは、きっと自分の将来の道を切り拓くと思っていた。

今考えると、世間というか、社会・世の中のことをなにも知ろうとせず、自分に与えられたことを黙々とこなしているだけで、ずいぶんと満足感を得ていた気がする。
それはそれで、結構幸せというか、十分恵まれていた。
人生設計なんてはっきりとしたものはなかったが、4年目になり就職を考えるころには、ちゃんと先生になって、当時の彼女と結婚して・・・なんてくらいは考えていた。

自分の人生の分岐点は「教育実習がつまらなかった」ことかもしれない。
ほんの2週間、なにもできなかった自分のふがいなさ。
当時の生徒のことはまったく覚えていない。
そんな中、偶然北海道に戻れる就職ができることになった。
しかも公務員。
このあたりから、自分は「多分バレーもできるだろうし、収入も安定してるから、そのうち結婚して普通に生きていける」とどこかで安心しきっていたのだろう。
そして幸いなことに、周りから声をかけてもらい、プレーヤーとしても、教える側としてもバレーには関わってこれた。
教員になるということはそのうちどうでもよくなった。
10年以上働き、安定した収入を得続けてきたが、なぜか結婚はしなかった。
まわりから偶然与えられ続ける中でなんとなく生きていただけで、自分からなにかをしたという記憶が今の自分にはまったくない。

そのうち、結婚する相手もいなくなり、バレーがしにくい環境になり、まじめに働くことで得られる満足感もなくなった。
人生のプランなどなにもない自分。
そんなときにやってみたいことを見つけることができ、今その途中にいる。
これはこれで自分にとってすごくラッキーなことだ。

ただ、この選択で迷惑を被った人がいたり、余計な心配をさせられたりしている人がいるのは明らかな事実。
でも、やりたいことが目の前にある。

「LITTLE WING」の中で渡瀬マキが力強く歌っている。
「夢見る重さに負けちゃいけない 傷つく勇気を忘れちゃだめさ」
自分以外の人のために、自分のやりたいことをやらない、というのはどこかおかしい。
たとえそれが夢と呼べるほどはっきりしたものでないとしても。
自分の人生なのだから。
ただ、そのせいで迷惑をかけたり心配させたりすることは、自分の受け止めるべき事実。
それで自分の心が傷つくからといってやめてしまうのであれば、自分の人生はいったいなんなのか。
この曲を聴くことで、なにかを夢見てがんばっていた自分を思い出し、なんだか不思議なエネルギーが沸いてくる気がする。
自分の人生を、自分のために生きていける機会を得られた自分。
いろいろな人に感謝しなければ。
2008.05.01 新境地開拓
一応20数年バレーボールをやってきているので、運動は苦手な方ではない。
だいたいのボール・ラケットを使うスポーツはなんとなくこなせるつもりだ。
が、しかし、リズム感の悪さと体の硬さはかなりハイレベルなものを持っている。
ダンスなんかはもってのほか。
周りから見るとかなり自分の動きはおもしろいそうだ。
「一生懸命やればやるほど、笑っちゃ悪いとは思うがおもしろい」とは、知人一同が認めるところ。

訓練所ではいろいろな人が自主的に自分の得意なことを教える場を提供してくれている。
その積極性には圧倒されるばかりだ。

ふらっと通りかかった小講堂前。
語学で一緒のRノーナと、その友達でちょこっとバレーをして顔なじみになったNAGちゃん、自分と同じ班の4-treeちゃんが入り口でなにやら覗き込んでいた。
「どうしたの?」
「サルサやってるんだけど、ちょっと恥ずかしくて入れなくて・・・Kさんもやってみない?」
(なに!?「サルサ」って踊るんだろ!?それは絶対に避けねば・・・)

一応訓練所にきてから、バスケやバレーをやってそこそこに運動ができる印象を持ってもらっている気がするので、そのいいイメージは大事にせねば。
正直、踊れる人ってかっこいいなぁ・・・とあこがれる気持ちはすごくあるが、じゃあやるかというと別問題である。
なんてことを考えながらチラッとのぞいて帰ろうと思ったら、3人から・・・
「Kさん行くなら行くよ」
「ちょこっと見てみようよ」
なーんて誘われて、あっさり中へ入っていた。
我ながらわかりやすい人間だ。
ただし、かなりリスキーな展開である。

やってみると、前後、左右にリズミカルに動くのだが、決して大きな動きではなく、ほんの二、三歩の範囲での動き。
教えてくれる人は非常に教え方が丁寧で、細かい部分までおもしろく教えてくれる。
その人が腰をクネクネさせながら踊るのは非常にかっこいい。
ただ、案の定自分にはまったくその「腰のクネクネ」ができない。
足をリズムに合わせて動かすのもままならず、足ばかり見ているので、腰の動きどころではない。
基本的に男女が向かい合って手を取り合っての踊りなのだが、気恥ずかしさと、それ以上に足の動きへの不安から、まったく相手の顔が見れない。
「サルサ」というのは男性側がリードするという約束事らしいのだが、自分はそれどころではない。

「お互いに顔見ながら楽しそうに踊るもんですよね・・・」
「そうですよ!ちょっと顔上げてみましょうか」
とは言われるものの、そんなことをすると足がどうなるか分からない。

一生懸命やっているのだが、我ながらぎこちなさが抜けないのはよくわかる。
ただ、なんとかこんとかリズムに乗り、相手の人がクルっと回ってくれて、「今いい感じでしたよ!」なんて言ってくれたりするもんだから、すごくおもしろい。
周りからどう見られるかは、この際どうでもよくなった。

終わってすぐに風呂に入ったのだが、ずーっとサルサの音楽が頭の中でグルグル回っていた。
が、けっして悪い気分ではなかった。
ま、一生懸命やればそのうち多少は見れるようになるだろう。
せっかくの機会なので、ちょっとやってみようかと思う。
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