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ついに明日任地へ向かう。
便利で涼しいJICAホステルともお別れだ。

こっちにきて、少しでも現地の人と会話していこう、と思ってきた。
日本での研修中に、2F-Doさんから教えてもらった「安全ピンマジック」もたびたび披露。
非常にインパクトのあるものだった。
2F-Doさん、ありがとう!

研修先であるJICA事務所のガードマン、ウィラーッコリは、ちょっと愛嬌のある顔をしていて、自分のお気に入りだった。
「今日はマジックはないの?」
「授業は終わり?」
人懐っこい25歳だった。
いつも「Kはどこ?」と同期の隊員に声をかけていたらしい。
最後に一緒に写真を撮って、プレゼンテーションで他の同期が教えてくれた折鶴のネックレスをプレゼント。
すると、後から慌ててなにやら持ってきた。
「写真を送ってくれ」
と、自分の住所と、証明写真みたいな小さな写真までくれた。
関係ないけど、自分の髪は少し前に自分で切ったものです。
ウィラーッコリ

毎朝のようにコーヒーを買っていた「セイリンコ スナックス」の店員さん♀。
元気いっぱいで、いつも明るく声をかけてくれていた。
写真を撮らせてと言うと、突然恥ずかしがり、同僚の店員と一緒なら・・・と渋々OKしてくれた。
ほんとはもっとはじけるような笑顔の人なんだけど・・・
セイリンコ スナックス

JICAの駐車場のガードマン、シルバ。
いつも大きな声で話しかけてきて、なにか聞くとほんとに親切に教えてくれた。
最後に写真を撮らせてもらうと、
「なにかあったらいつでも電話くれよ」
わざわざ電話番号をくれた。
シルバ

そして、足しげくホステルの近所のスーパー「キールス」に通い、笑いかけてくれる店員さんやガードマンに、あれこれ話しかけてきた。
その甲斐あってか、ちょこちょこ立ち話することができた。
他の隊員が行くと、「あの友達はいないのか?」と、しっかり顔を覚えてもらっていたようだ。

ちなみにこれは、「コルピティア・マーケット」という市場的なところの肉屋さん。
綺麗に並んでいるのは、よく見ると鶏肉でした。
鶏肉
肉屋の奥では、鉈(なた)の大きな感じのやつで、ガンガン豚をさばいてました。
すごい迫力だった。
見せてと言うと、「全然OKだよ!」
「なんか質問はないか?」
など、すごく親切だった。
豚をさばく

いろんなスリランカ人と、どうでもいいような会話をあれこれ楽しんできた。
会話力はそれほど上達した気はしないが、
「基本的にこっちを警戒はしない」
「ちょっと顔を知れば、即仲良し扱い」
といったことは、わかったような気がする。

あさってから、今度は子供と接することがメインになる。
「トリンタン」のメンバーは、言葉は分からなくても、日本の子供と同じだな・・・と態度、雰囲気などからわかった。(気がする)
デニヤーヤは、コロンボからバスで約7時間。
今度はどんな世界が、どんな出会いが待っているんだろう。
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2008.07.15 秒読み
残すところ研修もあと一日。
明日のプレゼンテーションで終了。
木曜日は満月の日「ポーヤ」のため、休日なのだ。
金曜日には任地へ旅立つ。

最近、任地の詳しい情報が分かったので、少々公開。
南部のマータラ県の内陸にある、デニヤーヤ(deniyaya)という町へ行きます。
まあ小さくはない町らしく、こんなサイトに名前が出ていた。
デニヤーヤ1
デニヤーヤ2
町には、シンハラ人とタミル人が半々くらいいるそうだ。
その2つの民族は、現在北部で戦闘中の間柄。
ちょっと聞くと物騒だが、現実は大違い。
コロンボをはじめ、スリランカ中にその民族は混在しており、非常に仲良くやっている。
紛争はほんの一部の集団「LTTE」と政府の間のこと。
スリランカ国民は皆、その戦争が早く終わることを願っているのだが、すでに20年以上経っている。
そのへんが、この国の大きな問題なのだろう。

活動先となる学校は、「ST.MATHEW'S COLLEGE」
「マシュー」って、どっかで聞いたような・・・
バイリンガルスクールと謳っており、シンハラ語とタミル語の両方を話すらしい。
自分はシンハラ語しかできない。というか、それもままならないのだが・・・

そこで半年活動し、その後は近くにある別の学校で半年活動。
活動の終盤に、残りの一年のことは検討すると言う具合になっており、当初の要請から、かなり変更あり。
そういうことはよくあると聞いていたので、あまり日本で見ていた要請内容は当てにしていなかった。
自分の受験前に出された要請なので、かれこれ1年以上前のものなのだから、そんなものが当てになるとは思っていない。
自分の活動ぶりに応じて、最後の1年間のことを検討してくれるなんて、こっちを試しているのだから、望むところだ。
かえって気合が入っている。
自分の場合、「空回り要注意」だが。

住居は配属先であるスリランカバレーボール連盟が手配してくれたのだが、これがちょっと問題あり。
50オーバーのおじさんと平屋一戸建てをシェアして暮らすという、同居生活なのだ。
一応自分の部屋はあるが、キッチン・シャワー・トイレは共用。
ま、とりあえず行ってみて、やれるだけやってみようと思う。
遊びにきたんじゃないしね。

いろいろネットでこの町の情報を探してたら、こんな動画を発見。
ホテルの紹介だけど、結構町並みがわかるかな。
ちなみに最初に海の画像が出るけど、海には遠い町なのでイメージ映像です。
デニヤーヤ3
今日、インターネット用のモデムを買ってきた。
「Sri Lanka TELECOM」という少々ベタな感じのプロバイダ(?)で買ったのだが、かなりの大手っぽい。
日本の最近売り出し中の「e-mobile」とよく似ている印象。
モデムのそっくりだ。
システムも月々約1,500円で、数GB。
初期投資は保証料込みで14,000円程度。
任地でも使用可能であることを確認してもらった。

同期のメンバー3名と4人がかりで交渉にいったのだが、2人が英語ができたため、ほとんど2人にお任せ。
店頭で試したときには、かなりサクサク動き、ホステルのワイヤレスよりも快適な感じだった。

店があったところは、なぜか「エクセルワールド」というレジャー施設の中だった。
フードコートやビリヤード、ボウリング、そしてなんと、ゲーセンあるじゃないですか!

そして「DANCE DANCE REVORUTION」発見!
ダンレボですよ、ダンレボ!
自分が持っていたことを知っている人も少なくないはず・・・
そして、自分が全然たいした腕前ではないことも・・・

もちろんやりました。
見ていたランカ人のゲーセンスタッフが、
「これはあなたの国のダンスステップかい?」
と聞いてきたので、
「ちょっと違うかな・・・?」
な~んて適当に答えてきました。
久々にやって、改めて自分のリズム感にブルーになる結果だったことは言うまでもありません。
「Butterfly」すごく懐かしかったなぁ・・・

結構広いゲーセン内には、他のゲームも日本製が大半。
そんな中、こんなのまで発見!
頭文字

結構新しいんじゃないか?
「く~っ!たまんないぜ、拓海!」
とイツキばりに言いそうになり、すごくやりたかったんだけど、他の3人は全然知らず、ちょっとやれる雰囲気じゃありませんでした。

そんなことよりも、コロンボでの研修も残すところあと4日。
水曜には、語学のプレゼンがあり、原稿を練らねばならない。
そして、金曜にはついに、任地へと向かう。
のんびりハチロクやFDで遊んでいる暇などないのだ。
3泊4日、コロンボから2,3時間のところへホームステイに行ってきた。
「ガマ(田舎)ステイ」ということで、今回はホントに田舎の一般家庭に滞在。
いろいろありすぎて、なにから書けばいいかわからない。
カレーばかりなのはコロンボ同様。
ステイ先の人たちはみんな親切。
そのあたりは、特に問題ない。

自分のステイ先は・・・
こんな感じ。
家・全景

スリーウィル1台あり(二十五万円也)
家とスリーウィル

玄関はこんな感じ。
玄関の眺め

トイレは、バケツの水で自力で流す。
トイレ

このあたりは、承知の上。
すでにその一線は克服すべく、しっかり訓練してきている。

地域全体が紅茶畑、椰子の木、日本では売り物のポトスや見覚えのある観葉植物だらけ。
ポトス、ゴムの木、その他見たことあるものがいたるところに見られ、まさに大自然真っ只中。
ポトス

ステイ先では鶏がウロウロ、犬、猫も飼っていて、にぎやかだ。
鶏は、毎朝4時過ぎには大きな声で起こしてくれた。
鳴き声は、どう聞いても「コケコッコー!」
薪

夜には蛍が舞い、なんとこんな奴までチョロチョロしてます。
カメレオン

ちなみにこれは、ヤモリ・イモリ・タモリではありません。
その正体は「カメレオン」!!

非常時用に貸し出されている携帯を充電しようと思って、コンセントを探して家の中をウロウロ・・・
「電気はないよ。あの家(別の仲間のステイ先・スリーウィルで10数分)で、明日やってもらいなよ」
ほほぅ・・・電気がないとは。
たしかに、よく見ると居間の天井のみ明かりがあるが、キッチンはろうそく使用。
キッチン

居間のテレビは、化石のような14型、オブジェのように置いてある。(滞在中ついたことなし)
そして、カレンダーがちょっと微妙。
カレンダー

シャワーは外で。
シャワー

同期の女の子たちは、そこをかなり心配していた。
夜浴びてしまうと、体が冷えて風邪をひくということで、みな真昼間に浴びる。(自分たちにはそんな必要はないほど、暑いのだが)
男はパンツ着用のまま、女ならシャワー用の大きな布を巻いてシャワーを浴びる。
男は、髪、体を洗い終わったら、バスタオルを巻いてパンツを脱ぎ、パンツもその場で洗ってしまう。
周りは一面の森林。
最高に気持ちいい。
その勢いで、わざわざ別の人のステイ先でもシャワーさせてもらった。
「なんでわざわざここで浴びてるの?」
と思われていたそうだが、いろんな眺めの中で浴びるのは、露天風呂めぐりに似た感があり、正直これなら川でも浴びてみたい(現地の人にはそういう家庭もある)くらいだった。
微妙な写真ですいません。
シャワー2

3食オールカレーには、自分の身体はまだまだ順応が十分じゃなく、なかなか腹が減らない。
それでも、こっちの人は「カンナ!タワ カンナ!(食べな!もっと食べな!)」と必ず勧めてくる。
親切なのだろうが、とにかくしつこい。
わざわざスプーンでよそってくれる。
本当に要らないので、皿をずらして拒否しようとしてご飯がこぼれることなど、しょっちゅうだ。
隊員同士の間では、「エティ!(もう要らない・十分)」と10回は言わなければ拒否は不可能、という結論に達した。

紅茶畑では「ヒル」に3ヶ所食べられた。(こっちでは、蚊や虫に刺されることを「食べられる」という。日本と同じだ。)
一匹はたっぷり血を吸って、爪楊枝の半分くらいのサイズだった身体を、1円玉くらいに膨らませていた。
「ブラッド」と言われるもの、葉っぱと得体の知れない物体を同時に食べ、口の中を真っ赤にしながらかみ続けるタバコ!?みたいなものも食べた。
ブラッド

近所のこどもを捕まえて、チョロチョロしてみたが、子供は日本と変わらず、かわいくて遊びたがり。
カメラでこんなことして遊んで、盛り上がってました。
屋根を食べる

でっかくなっちゃった

スリーウィルを持つ

最後の夜だけ、ホスト家族がいくつか集まって酒を飲んだ。
こっちのお酒は「アラック」という透明なウイスキーっぽいのが主流らしい。
見知らぬ国で、見知らぬ人と、見知らぬ酒を飲む。
まさに中島みゆきの「一期一会」の世界である。
久々に飲んだので、少々酔っ払ってしまったが、
「スリランカの人は、お酒を飲むと問題がある人が多いから、一緒に飲むな。俺たちは別だけど」という、非常に貴重なアドバイスをいただいたこと、
「コス」という果物の種を、焼きイモのようにかまどで焼く(焼き栗に近い)とめちゃめちゃおいしいこと、
「パパダン」という餃子の皮みたいなのを揚げる(揚げ餃子の皮に近い・ってそのままか)と、めちゃめちゃおいしいこと、
これだけはきちんと覚えることに成功した。
最後にアイスが出てきて、やはり飲んだ後のアイスは最高だった。
安くておいしいつまみ、お酒、そしてアイス。
おそらくそれは世界共通なのだ。
コロンボ市内で、ホームステイしながら研修に通う生活も、残すところあと2泊。
ステイ先は非常に大きな家で、SONYのTV、ビデオ、DVD完備。
スズキのスイフト、アルトの2台所有。
同居の息子(30歳・CPUエンジニア)夫婦と、すでに隠居生活のお父さん(58歳)とお母さん。
もう一人いる息子は医者。
かなりの上流階級。
庭にはリ野生のリスがいて、エサをやる台がある。
コロンボステイ3

コロンボステイ4

生まれて初めてのホームステイとなった自分は、あれこれ期待・想像していたのだが、先方はすでに3年ほど隊員を受け入れており、あまり感動などはない様子。
自分の好き勝手にやらせてくれている。
それはそれで、ありがたいことだ。
もう少し自分から話して会話を身につけなければ・・・
とは思うのだが、この家では毎晩「マハ ゲダラ」という連続ドラマ(かなりのドロドロ系人間ドラマと言うことが言葉が分からなくても見て取れる)に夢中。
終始無言。
終わると、あとはほぼ寝るだけ。
なかなかむずかしいものである。

自分の部屋は、とにかく暑い!
窓フルオープン・天井ファン全開でも、体感温度30度弱。
蚊帳を使っているが、刺されまくり(多分外で刺されている)
ただ、あまり痒さが持続しないと言うのがせめてもの救い。
デング熱は、蚊が媒介となるので、刺されないに越したことはないんだけど・・・
コロンボステイ5

このお宅は仏教徒。
きちんと仏壇があるのだが、ちょっと不思議なものも。
「これは誰?」
と、知らない振りをして聞いてみたところ、どうもはっきり教えてくれない。
なぜなんだ・・・
コロンボステイ1

コロンボステイ2

食事は3食カレー。
といっても、昼は研修先、土日は外食しているので、朝晩の2食のみ、いただいている。
そこで大問題が。
肉を食べないのだ!
ベジタリアンというわけではなく、みんな嫌いなんだと。
というわけで、野菜・豆メインのカレーを日々いただいています。
パンや麺も出たけど、常にカレー。
カレーの後の紅茶が毎食すごく楽しみです。

このステイが終わると、今度はすぐに、「ガマ(田舎)ステイ」と呼ばれるホームステイに入る。
コロンボからバスで数時間の田舎へ行って、ホームステイするのだ。
その間は家族の一員として過ごすので、訓練はなし。
今のように、涼しいデパートに逃げ込んだり、JICAのホステルに逃避して、ネットやマンガにいそしんでいる場合ではない。
いよいよ、本格的なスリランカ生活へ突入である。

ちなみに、コロンボでのホームステイ先では、トイレットペーパーがありません。
持参もしていません。
すでに、ある一線は克服しています。
といっても、微妙な心境だけど・・・
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